吉野国王神社(奈良県十津川村) こくおうじんじゃ北朝の軍勢に追われた長慶天皇は十津川で自害され、水葬されたその後七日七晩川から怪光が発せられたため調べると、長慶天皇の御首(首級)が見つかったその御首を南帝陵(首塚)として祀ったのが国王神社の始まりとされる(創建伝説)『日本... 2025.11.24吉野
磯城高市蘇我入鹿首塚(奈良県明日香村) そがのいるかのくびづか乙巳の変(歴史的事件)で暗殺された蘇我入鹿の首級がここまで飛んできたため建てられた首塚鎌倉時代に造られた五輪塔を首塚とする『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.58奈良県明日香村 飛鳥 2025.11.15磯城高市
行田春日部最勝院 春日部重行の首塚(埼玉県春日部市) さいしょういん かすかべしげゆきのくびづか新田義貞の部将であった春日部重行(南北朝の武将)は春日部郷の地頭となるが、京都での戦いで敗死した最勝院の境内にある墳丘が重行の首塚であるとされる春日部市の名称は重行の名から取られている(地名の由来)... 2025.10.20行田春日部
さいたま川口普門院 小栗上野介首塚(埼玉県さいたま市大宮区) ふもんいん おぐりこうずけのすけくびづか烏川河原で処刑された小栗上野介(幕臣)の首を、小姓の銀之介が故郷の大宮に持ち帰り埋葬した上野介は逆賊とされたため、首塚(墓所)には無銘の石が置かれている『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.2... 2025.10.17さいたま川口
西毛鬼石神社(群馬県藤岡市) おにしじんじゃ御荷鉾山に棲む鬼が空海によって調伏され、逃げる途中の投石峠で石棒を投げ棄てた鬼の投げた石(投げ石)は“鬼石”と呼ばれ、社殿の床下に御神体として安置されている(創建伝説)平将門の宮女の潜居地とも言われ、鬼石の下に将門の首が埋まっ... 2025.10.02西毛
東毛楠木神社(群馬県館林市) くすのきじんじゃ湊川の戦いで討死した楠木正成の首級を家臣5名が笈に入れて廻国したこの地で休憩して出発する時に首級を入れた笈が重くなって動かせなくなったやむなく首級を埋めて(首塚)社を建て、家臣もこの地に土着して社に奉仕した(創建伝説)『日本... 2025.09.23東毛
東毛清泉寺 悪源太義平の墓(群馬県太田市) せいせんじ あくげんたよしひらのはか六条河原で処刑された源義平(源氏)の首級を、妻の妙満が持ち帰り、廟所を建てたことより始まる(首塚:創建伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.19群馬県太田市 世良田町 2025.09.22東毛
大隅国司塚(鹿児島県鹿屋市) こくしづか養老4年(720年)大隅国の初代国司であった陽侯史麻呂(やこのふひとまろ)が、隼人(隼人熊襲)の反乱により巡察中に殺され(歴史的事件)葬られた首塚『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)P.17鹿児島県鹿屋市 永野田町 2025.08.24大隅
加賀山口玄蕃宗永首塚(石川県加賀市) やまぐちげんばむねながくびづか大聖寺城主であった山口玄蕃(大名)は関ヶ原の戦いの折、東軍の前田利長に攻められ敗死した首級が埋められた場所に首塚が建っている『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.72石川県加賀市 大聖寺新町 2025.06.18加賀
備北芸北吉川興経の首塚(広島県北広島町) きっかわおきつねのくびづか常仙寺跡に残る首塚吉川興経(戦国武将)は幽閉先で暗殺されたが、その首を愛犬がこの地までくわえて持ってきた首塚のそばには、この場で死んだ犬を供養するための犬塚もある犬が息絶えた時に興経の首級が転がり落ちたため、首塚よ... 2025.05.23備北芸北