首塚

西三河

糟目犬頭神社(愛知県岡崎市)

かすめけんとうじんじゃ貞和2年(1346年)、上和田城主の宇都宮泰藤(南北朝の武将)が犬を連れて狩りをした帰り、この神社の木陰で休んだ泰藤が寝ていると急に犬が吠えだし鳴き止まなかったため、その首を刎ねた首は高く舞い、泰藤を狙っていた大蛇に噛...
下越

長恩院霊廟(新潟県新潟市西蒲区)

ちょうおんいんれいびょう庄屋の田辺小兵衛(義民)は灌漑のための用水路建設を思い立ち、完成させる使用を認めない長岡藩の役人(藩士)が用水路の水を止め、小兵衛を斬罪に処した斬られた小兵衛の首は飛び去って、用水路の水門にかじりついてこじ開けたため...
中越

光正寺 与茂七の首塚(新潟県長岡市)

こうしょうじ よもしちのくびづか中之島の庄屋であった大竹与茂七(義民)の宗家の菩提寺に建てられた首塚『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.74新潟県長岡市 中之島
最上

宮内七所明神(山形県新庄市)

みやうちしちしょみょうじん応神天皇の第2皇子であった大山守命(親王)は、兄(後の仁徳天皇)に皇位を譲ろうと、自ら奥州へ旅立った謀反の讒言を受けて追っ手が差し向けられ、大山守命は捕らえられて殺された大山守命は遺体を7つに切って、それぞれを鮭延...
丹後

如意寺(京都府宮津市)

にょいじ安寿姫と厨子王丸の危難を3度救った身代わり地蔵(身代わりの神仏)が安置されている山椒太夫の首塚がある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.113京都府宮津市 字由良
洛外

浄禅寺 鳥羽の恋塚(京都市南区)

じょうぜんじ とばのこいづか遠藤盛遠(後の文覚上人)に横恋慕された人妻の袈裟御前(貞女)は、自らの命を投げ打って決着をつけた袈裟御前の墓(首塚)が「鳥羽の恋塚」と呼ばれて、境内にある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.72京都市南区...