大隅宝満寺 形代仁王像(鹿児島県志布志市) ほうまんじ かたしろにおうぞう応永8年(1401年)島津家の一族間での戦い(戦乱)で、19歳と16歳で討死した偉丈夫の隅田原兄弟を偲んで、形代として建立された仁王像『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.25鹿児島県志布志市 志布志... 2025.08.24大隅
広島廿日市長楽寺跡(広島県広島市安佐南区) ちょうらくじあと江戸時代初期まで栄えていた長楽寺は福島正則(大名)によって廃寺となった長楽寺の鎮守社は厳島神社で、宮島から鹿がこの社まで渡ってきたとされる廃寺後、仁王門と仁王尊が弥山(大聖院)に移設された『日本の伝説21 広島の伝説』(角川... 2025.05.23広島廿日市
安房石堂寺 蛭取り仁王(千葉県南房総市) いしどうじ ひるとりにおうこのあたりで田仕事が始まる頃、この寺の仁王像が田回りをした(動く絵や像)その足に蛭を吸い付かせて寺に戻るため、この一帯の田では蛭を見かけることがない『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.102千葉県南房総市 ... 2025.04.29安房
外房草取り仁王(千葉県長南町) くさとりにおう恵心僧都源信が造ったとされる仁王像村で疫病が流行って人出がない時に、一夜で田んぼの雑草を全て抜いた者があった巨大な足跡が残され、像の足が汚れていたため、仁王像が手伝ってくれたとされた(手伝う神仏)『日本の伝説6 房総の伝説』(... 2025.04.27外房
北総龍正院 仁王像(千葉県成田市) りゅうしょういん におうぞう享保年間に火事があった時、仁王像が堂の屋根から団扇をあおいで、寺への延焼を食い止めた(建物を守る)火除けのご利益があり、毎年正月に延焼を免れた家が仁王門の大注連縄を奉納する『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)... 2025.04.25北総
東葛飾萬満寺 仁王門(千葉県松戸市) まんまんじ におうもん「仁王様のまたくぐり」という特有の願掛けがあり、正月と祭礼の日に、仁王像の股をくぐると厄除けが出来る仁王門に奉納されている草鞋(履物)は子供の疱瘡除けとされ、借り受ける者が多かった(子育の俗信)『日本の伝説6 房総の伝... 2025.04.23東葛飾
東讃與田寺 仁王像(香川県東かがわ市) よだじ におうぞう増吽僧正(名僧)が四国八十八ヶ所霊場の羅漢寺へ出掛けた際、帰りが遅くなったため仁王が供をして與田寺へ送った仁王は僧正の徳を慕い、そのまま与田寺の門前に立つようになり、羅漢寺には仁王がいなくなったとされる(慣習の由来)『日本... 2025.03.03東讃
東讃極楽寺 仁王像(香川県さぬき市) ごくらくじ におうぞう中興の祖とされる桂洞法印(名僧)が極楽寺へ連れてきたという石造りの仁王像大阪の石屋から石像を運んだが、志度からは人手不足のため、仁王に言い聞かせて寺まで歩かせた(動く絵や像)法印の金刀比羅宮参詣中に寺が火事となったが、... 2025.03.02東讃