出雲岩野薬師 妻薬師(島根県出雲市) いわのやくし つまやくし岩野某の娘が、両親の死後に菩提を弔うために薬師如来(仏像)を祀っていたある夜仏のお告げによって訪ねてきたという男と契りを結び、夫婦共に薬師如来を信仰し続けた(創建伝説:夫婦の情愛)出雲十大薬師霊場第四番札所で(札所巡... 2025.09.04出雲
出雲西方寺 やけど如来(島根県雲南市) さいほうじ やけどにょらい信心深い女中が毎日炊きたての飯(食品食材)を持って参拝するのを主人は快く思わず、それを禁じた隠れて参拝に行くところを見つけた主人の妻は、女中の頬に焼け火箸を当て折檻したその夜主人の夢に仏像が立ち、女中の火傷は自分が... 2025.09.04出雲
鹿児島霧島米山薬師(鹿児島県姶良市) よねやまやくし本尊の薬師如来像(仏像)は、文明年間(1469~1487年)に起宗という僧侶が越後米山で翁から授かった(創建伝説)疱瘡除け(悪瘡平癒)の仏として有名『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.47鹿児島県姶良市 鍋倉 2025.08.25鹿児島霧島
大隅宝満寺跡(鹿児島県志布志市) ほうまんじあと本尊であった如意輪観音像は運慶作とされるあまりの出来映えに手放すことが出来ず、仏像と共にこの地で生涯を終えた志布志一の美女と謳われた千亀女だが、新しく来た如意輪観音像の方が美しいと言われ嫉妬した(嫉妬猜疑)忍び込んで仏像の顔を... 2025.08.24大隅
大隅長谷観音(鹿児島県鹿屋市) はせかんのん都から来た炭焼き五郎治が、この地で炭焼きをしていたところ、唐金(青銅)を見つけて長者となった(炭焼き長者)都にいた時から信心していた長谷観音のおかげと思い、観音像(仏像)を写し彫ってこの地に安置した(創建伝説)『日本の伝説11 ... 2025.08.24大隅
峡南方外院 瀬戸観音(山梨県身延町) ほうがいん せとかんのん行基作の如意輪観音を本尊とし、各地を移転した後に慶長年間に現在地に移った仏像の台座に“本栖寺”あったため返還を要求され、文字を消そうとしたところ血が出てきたとされる(血の怪)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)... 2025.08.12峡南
峡北峡中昌福寺 観音堂(山梨県韮崎市) しょうふくじ かんのんどう十一面観音、馬頭観音、正観音(実際には梵天)の3体の観音像(仏像)が祀られる源頼朝が参詣して源氏の戦勝祈願をすると、次の戦いの陣中に3人の僧侶が現れ、敵の矢を拾って渡したので勝利した(神仏霊験譚:手伝う神仏)『日本... 2025.08.09峡北峡中
峡北峡中雨宮寺 阿弥陀堂(山梨県韮崎市) うきゅうじ あみだどうある旅僧が何処かから阿弥陀如来像を盗んで背負ってきたが、この地で突然重くなり捨て去って行った村人は阿弥陀堂を建ててこの仏像を安置した(創建伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.70山梨県韮崎市 清哲町折居 2025.08.09峡北峡中
峡北峡中永泰寺(山梨県甲府市) えいたいじ暴風雨で釈迦ヶ岳山頂にあった釈迦如来像(仏像)が流出した大きな亀がその像を背に乗せて川を泳ぎ渡って、安全な場所に置いた(神仏を守る)夢窓疎石が寺を建立して仏像を安置し(創建伝説)、亀を済度して大石に変じさせた(昭和41年に流失)『... 2025.08.08峡北峡中
峡東裂石(山梨県甲州市) さけいしこの地で行基が修行をおこなっていると、霊雲が現れ、巨石が真っ二つに割れた(切断した石)割れ目から十一面観音が現れ、さらに萩の巨木が生えたので、行基がその木で観音像(仏像)を彫った『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.47山梨... 2025.08.05峡東