代官

石見

吉松三霊社(島根県津和野町)

よしまつさんれいしゃ紙漉き業で成功しながら延享2年(1745年)讒言によって処刑された、村役の吉松仁右衛門親子(義民:名士)3名を祀る吉松家を妬む庄屋に買収された代官によって無理難題を突き付けられ、抗議して捕らえられた藩主の助命命令が間に合...
石見

井戸神社(島根県大田市)

いどじんじゃ享保の大飢饉の折、大森代官として赴任した井戸正明(幕臣)を祭神とする飢饉対策としてさつまいもの栽培に着手し、多くの領民を救ったとされ「芋代官」と呼ばれた『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.72島根県大田市 大森町
日田竹田

烏宿神社(大分県日田市)

からとまりじんじゃ日田の大蔵三郎永隆(源平の武将)が平氏に囚われた時、2羽の烏が飛んで来て自分を助ける夢を見た(夢告)その後、源氏が勝って永隆は解放された参道にある池は不治の病や害虫に効験があり(虫除け)、飢饉の際に日田代官が命じて領内の者...
大分別府

百堂の渡し(大分県大分市)

ひゃくどうのわたし肥後藩の代官・筒井加右衛門は、茄子を盗んだ曲者を成敗した翌日百堂の渡し場に来ると、河童が現れて、昨日成敗された親の仇討ちがしたいと言ってきた役目の後に勝負すると約束し、戻って来ると数百もの河童が加勢に来ていた袴に小石を入れ...
西讃

園の州(香川県丸亀市)

そののす福田浦の沖合にある、干潮時に出現する中洲代官の福田権守の年貢の取り立てが厳しいため、暗殺しようと、沖の中洲で宴会をおこなった酔った代官を残して村人は逃げ、権守だけが溺死した代官の娘であるお園は対岸から中州を見るだけで父を助けられず、...