動く絵や像

安房

石堂寺 蛭取り仁王(千葉県南房総市)

いしどうじ ひるとりにおうこのあたりで田仕事が始まる頃、この寺の仁王像が田回りをした(動く絵や像)その足に蛭を吸い付かせて寺に戻るため、この一帯の田では蛭を見かけることがないまた仁王門に結びつけられた草履(履物)を足腰の悪い者が借り受けて履...
中越

白羽毛観音堂(新潟県十日町市)

しらはけかんのんどう洪水で流されてきた黄金仏(仏像)を白羽毛の村人が拾い上げて、堂を建てて安置した元の堂のあった場所の住人が来て黄金仏を持ち帰ったが、いつの間にか白羽毛に戻ってきていた(動く絵や像)そのようなことが繰り返されたため、白羽毛に...
東讃

極楽寺 仁王像(香川県さぬき市)

ごくらくじ におうぞう中興の祖とされる桂洞法印(名僧)が極楽寺へ連れてきたという石造りの仁王像大阪の石屋から石像を運んだが、志度からは人手不足のため、仁王に言い聞かせて寺まで歩かせた(動く絵や像)法印の金刀比羅宮参詣中に寺が火事となったが、...
村山

慈恩寺 絵馬(山形県寒河江市)

じおんじ えま郷目右京進貞繁(絵師)が描いた、馬の絵夜ごと絵馬を抜け出して近隣の豆畑を荒らしたので、右京進に頼んで手綱を描いてもらい、外に出られなくした外に出られなくなった馬は夜ごといななき、村人は寝られなくなったという(動く絵や像:喋る物...
村山

お達磨の桜(山形県中山町)

おだるまのさくら旅の僧侶が急死したので、遺言通り桜の木の下に葬り、その後掘り返してみると達磨の掛け軸が出てきた掛け軸はその後都で表具を直されたが、その際6枚の同じ絵から選ばねばならなくなり、笹の葉で目をこすったところ、1枚だけまばたきをした...
村山

専称寺 夜泣き力士像(山形県山形市)

せんしょうじ よなきりきしぞう専称寺の本堂の屋根を支える四隅の束柱にある、左甚五郎作の4体の彫像夜になると本堂から抜け出して、相撲を取って遊んでいた(動く絵や像)足を釘付けされてしまい、遊びに出られなくなったため、夜ごと泣いたという(泣く物...
置賜

正念寺 丈六地蔵(山形県白鷹町)

しょうねんじ じょうろくじぞう正念寺の境内にある、高さ約5mの地蔵菩薩の座像堤防を造っていた男が、川の氾濫後に消え、代わりに水を堰き止めた巨石が残った村人は男が巨石に変じたとみなして(化身した石)、その石で大きな地蔵を造った運べずに困ってい...
南信

言成地蔵(長野県下諏訪町)

いいなりじぞう誰の願いでも言いなりに叶えてくれる地蔵元は諏訪大社下社秋宮の神宮寺境内にあったが、明治の神仏分離令で寺が破却された破却の際に移転したが、夜のうちに元の場所に少しずつ動いていったため、また元の場所に戻した(動く絵や像)『日本の伝...
東信

雉の湯(長野県上田市)

きじのゆ別所温泉の外湯の1つで、別名・大師湯怪我をした雉が湯浴みをしたとされる温泉慈覚大師円仁が北向観音堂建設時に好んでこの湯に入っていた安楽寺に安置される樵谷禅師・幼牛禅師の木像(貴人像:重要文化財)が夜な夜なこの湯に入りに来たため、目玉...
丹後

籠神社 魔除狛犬(京都府宮津市)

このじんじゃ まよけこまいぬ丹後一之宮・籠神社の境内にある狛犬(重要文化財)作者の魂が籠もり、夜な夜な台座から降りて、天橋立を駆け回ったとされる(動く絵や像)岩見重太郎が一刀のもとに斬り伏せたため動かなくなり、以後魔除けの霊験あるものとなっ...