大分別府萬弘寺 用明天皇御腰掛石(大分県大分市) まんこうじ ようめいてんのうおこしかけいし萬弘寺境内にある腰掛け石即位前の用明天皇が九州を回っていた時、この地で病となり、この石に腰掛けて休んだとされる豊国法師(名僧)の加持祈祷で快癒、病気平癒の祈願所として息子の聖徳太子によって萬弘寺が建... 2025.03.15大分別府
大分別府興禅院(大分県由布市) こうぜんいん青の洞門(洞門隧道)で有名な禅海(名僧)が得度した寺禅海夫婦の像(貴人像)が境内にある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.28大分県由布市 湯布院町川南 2025.03.15大分別府
大分別府乙原の滝(大分県別府市) おとばるのたきこの滝に2匹の大蛇が棲み着き、里を荒らしていた領主の大友氏時(武家)は、鎌倉から下向してきた昌華祐和尚(名僧)に頼み、その法力で大蛇を退治した(化け物封印)役行者が法力で、赤と青の鬼を滝の上の大岩に封じ込めたともされる『日本の... 2025.03.14大分別府
東讃與田寺 仁王像(香川県東かがわ市) よだじ におうぞう増吽僧正(名僧)が四国八十八ヶ所霊場の羅漢寺へ出掛けた際、帰りが遅くなったため仁王が供をして與田寺へ送った仁王は僧正の徳を慕い、そのまま与田寺の門前に立つようになり、羅漢寺には仁王がいなくなったとされる(慣習の由来)『日本... 2025.03.03東讃
東讃極楽寺 仁王像(香川県さぬき市) ごくらくじ におうぞう中興の祖とされる桂洞法印(名僧)が極楽寺へ連れてきたという石造りの仁王像大阪の石屋から石像を運んだが、志度からは人手不足のため、仁王に言い聞かせて寺まで歩かせた(動く絵や像)法印の金刀比羅宮参詣中に寺が火事となったが、... 2025.03.02東讃
高松坂出槌の門(香川県高松市) つちのと瀬戸内海に浮かぶ大槌島と小槌島との狭間の海域志度の猟師・当願が変じた大蛇が龍となって、この場所に棲み着くようになった法泉寺の了応和尚(名僧)が雨乞いのために龍神に手紙を差し出した場所(雨乞い伝説)日本武尊(あるいは讃留霊王)が退治し... 2025.03.02高松坂出
庄内善宝寺(山形県鶴岡市) ぜんぽうじ開基の妙達上人(名僧)の説法を聞きに来ていた若い男女は、貝喰池に天降った龍王と龍女であった(人外の悟り)上人がそれぞれに竜道・戒道の名を与えると、寺を守ると約束しそのまま昇天した数百年後、龍は2度その姿を現して、奇瑞を見せたとされ... 2025.02.18庄内
庄内十六羅漢岩(山形県遊佐町) じゅうろくらかんいわ海難(水難)者供養のため、寛海和尚(名僧)が喜捨を募って彫らせた十六羅漢の石仏寛海和尚は完成後、自ら海に入って入定(補陀洛渡海)している『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.103日本伝承大鑑:山形県遊佐町 吹浦 2025.02.18庄内
村山大日寺跡 道智上人之塚(山形県西川町) だいにちじあと どうちしょうにんのつか大日寺跡(湯殿山神社)内にある道智上人(名僧)は大日寺中興の祖とされる道智上人は蛇を飼い、人を咬まぬよう轡をはめて豆腐などを買いにやらせるなどした塚の周りにいる蛇には轡の跡があり、人を咬まないとされる(... 2025.02.17村山
村山寿仙寺 蛙鳴き止めの石(山形県上山市) じゅせんじ かえるなきとめのいし上山に流罪となった沢庵禅師(名僧)は寿仙寺をよく訪れていた寺の庭にある池の蛙の鳴き声がうるさいため、岩に呪文をかけて庭に置き、蛙が来ないようにした(封印の石:音止伝説)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)... 2025.02.12村山