さいたま川口赤山城址(埼玉県川口市) あかやまじょうし関東郡代の伊奈氏(幕臣)の居城跡城の北西部にあった池に舟を浮かべていると、蛇の姿をした見沼の龍神が現れた干拓によって棲む場所をなくしたため家に災いすると、蛇は怒鳴りつけて池底に消えた(呪い)この池の底には伊奈氏が使っていた朱... 2025.10.17さいたま川口
西毛丹生城址 三日月石(群馬県富岡市) にうじょうし みかづきいし大和国から来た丹生四郎金乗(地方豪族)の居城跡にある、三日月型の凹みのある石(痕が残る石)金乗は、窪みに溜まった水を硯に使い、またその水は眼病に効くとされた敵の襲撃を受けた折、三日月の光が窪みの水に反射して(怪光)... 2025.10.02西毛
西毛興禅寺 白龍の井戸(群馬県高崎市) こうぜんじ はくりゅうのいど開山の際、泉から白龍が現れて「寺を興せ」と言って昇天した(創建伝説)高崎城内にあった時、棲み着いた龍が美女に化けて若侍をたぶらかしたが、念仏を唱えると美女は消えた現在地に移転後も井戸の底に龍は棲み続け、大火事の際... 2025.09.29西毛
中毛毒島城跡(群馬県伊勢崎市) ぶすじまじょうあと沼の中央にある浮島に城があり、沼の主である大蛇が敵の攻撃に合わせて移動させた敵はあたりに生えるトリカブト(毒草)を沼に投げ込んで大蛇を殺した大蛇の死後も沼の水は毒を持ち、その水を飲む鳥獣は死んだ『日本の伝説27 上州の伝説... 2025.09.25中毛
中毛尾曳稲荷神社(群馬県前橋市) おびきいなりじんじゃ太田道灌が厩橋の築城を思案中、赤亀が現れてあちこちを這い回っているのを見て、縄張りを思いついた築城後、赤亀の霊を城の守護神として祀ったのが神社の始まり(創建伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.44群馬県前... 2025.09.25中毛
中毛虎姫観音(群馬県前橋市) とらひめかんのん酒井忠清(大名)に召し出されたお虎は、嫉妬から罠にはめられ(嫉妬猜疑)、生きたまま蛇と共に箱に詰められ淵に沈められた(子女受難)沈められる際「城を取り潰し、七代まで祟る」と言い放ったとされる以降毎年利根川(河川)が氾濫し、前... 2025.09.25中毛
東毛尾曳稲荷神社(群馬県館林市) おびきいなりじんじゃ子狐を助けた赤井照光(戦国武将)の許へ親狐が現れ、尾を引いて城の縄張りを示した(動物報恩譚)これに基づき館林城が建設されたとされる(起源伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.24群馬県館林市 尾曳町 2025.09.23東毛
石見向横田城址(島根県益田市) むかいよこたじょうし城主の領家正利(地方豪族)は、弟で三星城主の恒利と戦うも、弟の持つ邯鄲夢の枕(寝具)で3日先のことを読まれ負け続けた(予言の怪)正利の妻は、一時期恒利の養女となっていた縁で、和平の使者として梅雨明け頃に三星城を訪れた三星... 2025.09.11石見
石見温湯城跡(島根県川本町) ぬくゆじょうあと戦国時代、城主の小笠原氏(戦国武将)は尼子氏に味方をして毛利氏と戦ったが、永禄2年(1559年)に落城した城門に雌雄の大蛇がいて、霧を吐いて雲を起こしていたが、敵に討たれたため落城したとされる(落城伝説)『日本の伝説48 出... 2025.09.10石見
出雲松江城(島根県松江市) まつえじょう城を建てる折に人柱を選ぶために盆踊りを開き、器量良く踊りの上手い娘を捕らえて櫓の下に埋めた城下で盆踊りを催すと城が鳴動したため(音の怪)、厳禁となった(禁忌)松平直政(大名)が入城した際、天守閣の最上階で美女(怪人)と遭遇し、「... 2025.09.03出雲