金沢須々幾神社(石川県金沢市) すすきじんじゃ鈴木三郎重家(源平の武将)の5世・新九郎は鱸を釣り上げたが、鱸が化身して妻となり子を成した(異類婚姻譚)数年後、1匹の鱸(魚類)を残して妻は龍宮に戻り、新九郎はこれを塚に埋めた新九郎は死後同じ塚に葬られたが、そこからすすきが生... 2025.06.14金沢
安芸音戸の瀬戸/清盛塚(広島県呉市) おんどのせと/きよもりづか平清盛が開削したとされる海峡人柱の代わりに一字一石の経石を海中に埋め、その上に石塔を建てて塚とした(清盛塚)日没近くになっても開削工事は終わらないため、清盛が扇で太陽を呼び戻した(日招き伝説)この行為が、清盛が熱病... 2025.05.24安芸
備北芸北吉川興経の首塚(広島県北広島町) きっかわおきつねのくびづか常仙寺跡に残る首塚吉川興経(戦国武将)は幽閉先で暗殺されたが、その首を愛犬がこの地までくわえて持ってきた首塚のそばには、この場で死んだ犬を供養するための犬塚もある犬が息絶えた時に興経の首級が転がり落ちたため、首塚よ... 2025.05.23備北芸北
東三河七人塚(愛知県新城市) しちにんづか長篠の戦いで敗れた武田方の落人7名がこの地まで来たが、これ以上逃げ切れないと悟り自刃した塚には7本の刀(刀剣)と7つの土器が埋められているとされる『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.238愛知県新城市 池場下日向 2025.05.14東三河
東三河▲やすら姫の塚(愛知県新城市) やすらひめのつか長篠の戦いの時に敗れた武田方の武将の姫を祀る塚とされる毎夕近隣の家に杵と篩(農具)を借りる娘があり、夜ごと杵の音もするため、後を付けてみると塚の前で姿を消した塚を掘ると赤い甕が見つかり、中には人骨が詰まっていたが、蓋を開ける... 2025.05.14東三河
西三河南朝若宮社(愛知県岡崎市) なんちょうわかみやしゃ別名は根の若宮社尹良親王が浪合で敗死した後、その一子の良王親王(崎之宮)は乳母らと共に逃げおおせた(後南朝)この地まで来た時に親王は発病し、看病の甲斐なく亡くなり、乳母も悲しみのあまり死んだ境内には親王および乳母を葬っ... 2025.05.14西三河
東三河左兵衛塚/神明社(愛知県設楽町) さひょうえづか/しんめいしゃ土地の豪族であった後藤高春が伊勢国の二見浦でいただいた石(霊石)が、神明社の御神体であったある時、明石左兵衛という浪人が捕り方に追われ(罪人)、この神明社の社殿に逃げ込んだ左兵衛にに気付いた庄屋が鉄砲(鉄砲火薬)... 2025.05.13東三河
東三河信玄塚(愛知県新城市) しんげんづか長篠の戦いで死んだ将兵を埋めた塚とされる“大塚”と呼ばれる方が武田方、“小塚”と呼ばれる方が織田・徳川方の塚とされる塚から蜂の大群が現れて害をなしたため、戦死者の祟りであるとされた祟りを鎮めるため、僧を呼び村人が松明を掲げて供養... 2025.05.13東三河
西三河瀧山寺三門(愛知県岡崎市) たきさんじさんもん飛騨権守藤原光延という大工の棟梁が建築した門屋根の尾垂木の1本が逆に付けられている(逆柱)ことを老婆に指摘され、光延は恥じてノミを咥えて三門から飛び降りて自害した三門脇にある碑と塚が墓であるとされる一説では、誤りを指摘した... 2025.05.12西三河
海部知多桜姫塚(愛知県美浜町) さくらひめづか桜町大納言の娘・桜姫(姫君)は、家臣の青町と恋に落ちたため家を追い出され、侘び住まいとなるさらに青町が不治の病にかかったため、恋の水(湧水)を求めて一人尾張まで赴いた場所がわからず土地の者に尋ねたところ嘘をつかれ、あまりの落胆... 2025.05.12海部知多