河内道明寺天満宮 木槵樹(大阪府藤井寺市) どうみょうじてんまんぐう もくげんじゅ相模の僧侶・尊性が善光寺で見た夢告で、河内の土師寺のモクゲンジュ(木本)の実で数珠を作り、百万遍念仏を唱えると極楽往生できるとして訪問した当地で案内をしたのは天神の使いの白大夫で、実を振り落として尊性に... 2025.07.09河内
和泉岸の姫松(大阪府貝塚市) きしのひめまつ貝塚市立北小学校校庭に、切り株が残る木彫りの天女像(神像)を買ったが、その像が毎夜「帰りたい」と泣く(泣く物)そして夢に現れ、自分は和泉国の浜にある松の木の精霊であり、木のある場所へ帰してほしいと頼んだ(夢告)夢で言われた、幹... 2025.07.08和泉
和泉天性寺 蛸地蔵(大阪府岸和田市) てんしょうじ たこじぞうかつて蛸に乗って出現した地蔵菩薩像があったが、打ち棄てられ忘れ去られていた松浦肥前守(戦国武将)が根来・雑賀衆に攻められた時、どこからともなく現れた僧侶が奮戦したさらにそれも破られそうになると、海から無数の蛸が上陸し... 2025.07.08和泉
大阪願泉寺(大阪府大阪市浪速区) がんせんじ開基は小野妹子(豪族)の八男・多嘉丸とされる四天王寺建立の材木運搬に当たって、たくさんの鼬が西から東へ移動する夢を見て、その道に沿って造られた用水路が後の鼬川(河川)となった(夢告:起源伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店... 2025.07.06大阪
大阪大長寺 鯉塚(大阪府大阪市都島区) だいちょうじ こいづか網島の漁夫が、巴紋(紋章)の鱗を持つ大鯉を淀川で生け捕って見世物にした鯉が死ぬと、大長寺の住職の夢枕に巴紋の甲冑武者が立った(夢告)武者は大坂夏の陣(大坂の陣)で討死した者で、因果によって魚となり、いまだに成仏出来ない... 2025.07.06大阪
奥能登九ノ里薬師寺(石川県能登町) くのりやくしじ住職の夢枕に仏が立ち、境内の湧水が眼病に効くことを告げた(夢告)かつて本尊(仏像)が盗まて溶かされかけたが、大火事になったため、祟りと怖れて返却された(罰を与える)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.120石川... 2025.06.21奥能登
金沢法船寺 義猫塚(石川県金沢市) ほうせんじ ぎびょうづか本堂に巣食った大鼠を退治しようと、住職が子猫を飼いだした子猫は成長し、大鼠退治のために仲間を連れてくると夢枕に告げた(夢告)2匹の猫は大鼠と戦って勝ったがそのまま死んでしまい、墓地に埋葬された(動物報恩譚:化け物退治... 2025.06.20金沢
能登南豊財院 般若の鐘(石川県羽咋市) ぶざいいん はんにゃのかね江戸へ働きに出た夫が浮気をしている噂を聞き、ある夜夫の喉を噛みつく夢を見て、枕元に血痕が残った(夢告:血の怪)不吉を感じた妻が江戸に向かう途中、長野善光寺で、骨箱を持った女と出会う骨箱には夫と同じ名、夢を見た同日に... 2025.06.19能登南
加賀大王寺(石川県小松市) だいおうじ白山権現の霊夢(夢告)を受けて泰澄が発見したのが粟津温泉であり、その際に刻んだ薬師如来(仏像)を安置する『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.63石川県小松市 粟津町 2025.06.17加賀
加賀若宮八幡宮(石川県白山市) わかみやはちまんぐう2つの日輪(太陽)が現れたためそれを射るよう、鎌倉将軍の命が富樫氏(武家)に出た家臣の山上新保介(武人)は鶴岡八幡宮に参籠して霊夢を得て、一方の日輪を射落とした夢告]に従い、一夜で森(叢林])が出現した地(一夜作り伝説)... 2025.06.16加賀