妊婦

四万十須崎

井森神社(高知県四万十市)

いもりじんじゃ土御門上皇の皇子の妃である千代鶴姫(妊婦)は、配流地の土佐へ赴く途中、山の中で産気付いて出産した大屋敷まで辿り着いたが、そこで8匹の狼に取り囲まれてしまった(子女受難)姫は手持ちの鏡で照らして狼を怯ませて逃げようとしたが、鏡を...
室戸安芸

お産杉跡(高知県北川村)

おさんすぎあと野根街道沿いにある杉の巨木跡ある妊婦が通行中に陣痛が始まり、通りがかった飛脚が助けたが、日暮れとなったため狼が周囲に現れた飛脚は妊婦を木の上に担ぎ上げて狼の襲撃を防いでいたが、その最中に無事に赤子を産んだその後狼は“佐喜浜の鍛...
室戸安芸

鍛冶ヶ嬶供養碑(高知県室戸市)

かじがかかくようひ陣痛が始まった妊婦を飛脚が助けたが、日が暮れて狼に襲われそうになり、木の上に逃げて襲撃を防いだ狼は“佐喜浜の鍛治ヶ嬶”と呼ばれる狼を呼んできたが、飛脚が渾身の力で手傷を負わせて退散させた(千疋狼)翌朝飛脚は血の跡を追って佐...
沼田草津

▲産護石(群馬県沼田市)

さんごいし安倍貞任の一族が戦に敗れて落ち延びる途中(落人)、ある妊婦がこの巨石の陰で無事出産した安産の効験があるとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.55群馬県沼田市 新町
身延市川三郷

浄身石(山梨県市川三郷町)

じょうしんせき木花咲耶姫命が富士山にいた頃、産後常に水で身を清めていたため、噴火の際にも母子とも無事であった富士山が噴火した時、木花咲耶姫命が四尾連湖に逃れてきたが、途中で産気付いた命はこの場所で出産し、この石に座って湧水で身を清めた(腰掛...
甲府韮崎北杜

阿難坂峠(山梨県甲府市)

あなんざかとうげ別名・女坂峠身重の女性(妊婦)がこの峠に差し掛かった時に産気付いたが、母子共に亡くなった(子女受難)供養のために子を抱いた地蔵を置き、それを“女石”と呼んだことから名が付いた(地名の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川...
七尾羽咋

生神社 お産の井戸(石川県志賀町)

うるかみしゃ おさんのいどある時海神の夢告があり、娘(豊玉姫)がこの地で子を産むための産屋を建てるので、近くの井戸の水を掛けてお産を助けるよう頼んだ翌日森の中に新しい湧水が見つかり、それを祀った(創建伝説)この地で源義経の愛妾が難産した時、...
加賀小松

木滑神社 仏御前の安産石(石川県白山市)

きなめりじんじゃ ほとけごぜんのあんざんいし木滑神社参道にある、祠に安置された石平清盛の寵愛を受けた仏御前が出産のため、故郷の原村へ向かう途中、この地で子を死産した出産の時にこの石に寄りかかったとされ、妊婦が触れると安産のご利益がある『日本...
金沢

道入寺(石川県金沢市)

どうにゅうじ臨月で亡くなった妊婦の幽霊が毎夜飴を買って帰った(飴買い幽霊)妊婦の墓を掘り返すと赤子が飴を舐めており、その後赤ん坊は出家して7代目の住職として寺を継いだ(生誕伝説)7代目住職は円山応挙に幽霊画(絵画)を描いてもらって朝夕礼拝し...
金沢

立像寺(石川県金沢市)

りゅうぞうじ毎夜団子屋に白餅(食品食材)を買いに来る女があり、不審に思ってついていくと、立像寺の前で消えた(幽霊)住職と共に妊婦の墓を掘ると、棺の中で男児が生まれており、かたわらに白餅があった(飴買い幽霊)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説...