姓名の由来

北毛

白旗の湯(群馬県草津町)

しろはたのゆ源頼朝がこの地で巻き狩りをした際、付近で硫黄の臭いに気付き、土豪(地方豪族)の細野御殿介幸久に掘らせた温泉幸久は木曽義仲の家臣で、後に“湯本”の姓を授かり(姓名の由来)、草津温泉の湯守りとなった『日本の伝説27 上州の伝説』(角...
中毛

静御前の墓(群馬県前橋市)

しずかごぜんのはか奥州へ逃れた源義経の後を追ってきた静御前は当地で病死して葬られた(墓所)残された従者はこの地に土着し、“静・閑・志塚”姓の家が末裔とされる(姓名の由来)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.42群馬県前橋市 岩神町
峡東

国立神社 矢石(山梨県笛吹市)

くにたちじんじゃ やいし天から降ってきた矢が石と化したとされる石(化身した石)この矢石から降矢姓を名乗る家がこの近辺には多くある(姓名の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.50山梨県笛吹市 一宮町塩田
名古屋

日吉丸生母祈願の地(愛知県名古屋市中村区)

ひよしまるせいぼきがんのち豊臣秀吉の母が男児出生を祈って日参し、秀吉を産んだとされる(生誕伝説)この地には記念碑と日之宮神社があるが、元は日吉神社で、幼名の日吉丸の由来となっている(姓名の由来)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.2...
内房

羽衣の松(千葉県千葉市中央区)

はごろものまつ天女(天人)が池に生える「千葉の蓮」を見に下りてきて、羽衣を松の木に掛けた領主の常将(地方豪族)は羽衣を隠すと、天女と夫婦となって子をもうけ、千葉の姓を帝から授かった(姓名の由来)天女は羽衣を見つけて天に帰ったが、常将が亡くな...