山津波

峡東

獅子石(山梨県笛吹市)

ししいし大雨が降り続き、京戸山が崩れて土石流が発生した時(山津波)、巨石が立ち上がり大きく吠えだした(喋る石)巨石が吠えて立ち塞いだため、水の流れが変わり、この一帯の被害を防いだ『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.50山梨県笛吹市...
上越

宗龍寺 龍宮の鐘(新潟県上越市)

そうりゅうじ りゅうぐうのかね宗龍寺にある鐘名立崩れ(山津波)の際に、海底に沈んだ毎夜沖から不気味な音がしたため(音の怪)、漁師が確かめると、岩場に鐘がはさまって潮の流れで音を出していた鐘を引き上げて元の宗龍寺に納めたが、龍宮から奉献された...
上越

名立崩れ供養塔(新潟県上越市)

なだちくずれくようとう寛延4年(1751年)の地震によって裏山が崩落して(山津波)、村が全滅した崩落の直前、「空が暗くなり、沖が赤くなると大地が崩れる」と予言した僧が村に現れた(天災の前兆)一人の少女だけがそれを信じて逃げて助かり、惨事を伝...