大隅

江之島(鹿児島県垂水市)

えのしま勅勘を受けた関白・近衛信輔(摂関家)が配流先へ行く途中、この地を立ち寄った背後の桜島と併せて、鎌倉の江ノ島と富士山に似た風光明媚の地と褒めたことから江之島と呼ばれる(地名の由来)島には弁財天が祀られている『日本の伝説11 鹿児島の伝...
佐渡

矢島(新潟県佐渡市)

やじま矢竹(竹藪)を産出したので名が付いた島(地名の由来)源頼政の鵺退治の際に使われた矢もここの竹で作られたものとされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.106新潟県佐渡市 小木
佐渡

白島(新潟県佐渡市)

しろしま羽の生えた多くの白馬(霊獣)が空から舞い降りてきたとされる島馬はこの島で白い糞をしてそれを足で踏み固めたため、島全体が白くなり、また馬の蹄跡が残った(痕が残る石)空海の護摩壇跡が残る女人禁制の島とされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(...
佐渡

経島(新潟県佐渡市)

きょうじま日蓮の赦免状を持って佐渡に駆けつけた高弟の日朗(名僧)は嵐に遭って漂着、この島で一晩読経して明かした(地名の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.31新潟県佐渡市 小木
大阪

堂島薬師堂(大阪府大阪市北区)

どうじまやくしどう聖徳太子の四天王寺建立の際、木材を運ぶ船が嵐によって島に流れ着いたその後、その地に堂宇が建てられたことから、堂島の地名の由来となった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.25大阪府大阪市北区 堂島
奥能登

七ツ島(石川県輪島市)

ななつじま『今昔物語』に登場する“鬼の寝屋島”と呼ばれる島この島へ渡り、鮑(貝)を採って税として納めていたが、国司が増税したため住人は逃散して誰も鮑を採らなくなった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.140石川県輪島市
奥能登

法蔵寺(石川県輪島市)

ほうぞうじ舳倉島の龍神池から大小2体親子の龍の骨が見つかった法蔵寺に頭骨が納められ年1回開帳される(他の骨は島の分院に納められる)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.139石川県輪島市 鳳至町鳳至丁
奥能登

見附島(石川県珠洲市)

みつけじま空海が佐渡から能登へ向かった時に船中から法華経の読経が聞こえ、浜(浜海岸)にたどり着いた時初めに目に付いたのがこの島とされる(地名の由来)その形から軍艦島とも呼ばれる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.123石川県...
奥能登

恋路海岸(石川県能登町)

こいじかいがん窮地を助けた助三郎と鍋乃が恋仲となり、鍋乃が篝火を焚いて弁天島で逢瀬を重ねた横恋慕した男が鍋乃を縛って篝火の位置を変えたため、助三郎が溺れ死に、それを知った鍋乃も身を投げた(悲恋伝説)2人の悲恋から恋路という地名が付けられ(地...
能登南

碁盤島(石川県志賀町)

ごばんじま島の上部に小池があり、中に碁盤状の石(奇岩怪石)がある源義経と弁慶がここで碁(娯楽)を打った『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.89石川県志賀町 福浦港