北毛

老神温泉(群馬県沼田市)

おいがみおんせん日光の神と戦って敗れた赤城の神(その他の神々)が傷ついて退却した時、弓で岩を突いて湧出した温泉傷が癒えた赤城の神は再び日光の神と戦って、追い返して勝利した(地名の由来)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.66群馬県...
石見

飯尾山八幡宮(島根県江津市)

いいおやまはちまんぐう付近の山に怪猫が出現するため、弓の名人・七右衛門(豪傑)が退治に行くが、怪猫は命中しても死ななかったまた矢が尽きると悠々と立ち去るため、よく見ると自分の家の飼い猫が鍋を被っている姿だった七右衛門は猫に悟られぬよう矢を1...
河内

▲三谷保桑能の墓(大阪府河内長野市)

みたにほそのうのはか三谷保桑能(豪傑)は平家の落人の子で、弓の名手とされる自分の親を食い殺した怪猫を退治したり、山中で大蛇を退治したなどの伝説が残る(化け物退治:蛇骨は光瀧寺に保管されているらしい)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p...
大阪

彌栄神社岡御旅所(大阪府大阪市生野区)

やえじんじゃおかおたびしょ御館(みたて)神社旧跡仁徳天皇の時代に、的殿(弓の射場)があった場所とされる仁徳天皇12年に高句麗が鉄の盾と的を献上したので、群臣を集めて的を射させた盾人宿禰(豪族)という者だけが矢を射通したので、的(いくは)の氏...
加賀

笠間神社 義仲弓堀の井(石川県白山市)

かさまじんじゃ よしなかゆみほりのい京へ向かって進行中、この地に滞留した木曽義仲が弓で地面を掘ったところ出てきた湧水『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.47石川県白山市 笠間町
備後

渡守神社(広島県福山市)

わたすじんじゃ沼名前神社の境内社神功皇后が、三韓征伐の帰途にこの地に奉納した鞆(弓具)を御神体とする鞆町の名前はこの奉納した鞆に由来するとされる(地名の由来)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.91広島県福山市 鞆町後地
広島廿日市

阿弥陀山 池の草(広島県広島市佐伯区)

あみだやま いけのくさ阿弥陀山の西鞍部にある、廿日市の蛇ノ池と繋がって、大蛇が棲むとされた池大蛇が暴れるため、弓の名人の田村九郎左エ門(鬼郎右衛門:豪傑)が退治に向かった池のほとりで3匹の鹿と遭遇、それが大蛇の化身であると見破り、矢を放って...
大分別府

羽室御霊神社 源為朝十二妃の墓(大分県別府市)

はむろごりょうじんじゃ みなもとのためともじゅうにきのはか羽室御霊社の境内にある五輪塔群(墓所)源為朝がこの付近に城を築き、この地の豪族の娘12名を妻とした伝説が残る実際には当地の地頭職にあった竈門氏一族(地方豪族)の墓群であるかつて境内に...
大分別府

的ヶ浜(大分県別府市)

まとがはま源為朝が弓の練習をするため、松の木を的にして矢を放っていた浜(浜海岸)近くに為朝の弓掛け松がある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.20大分県別府市 的ヶ浜町
高松坂出

弓流しの跡(香川県高松市)

ゆみながしのあと屋島の戦いの時、源義経は自分の弓を流してしまったが、苦心してそれを拾い上げた家臣が理由を尋ねると「大将の持つ弓が強弓でないと誹りを受けたくない」ためと語ったとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.23香川県高松市...