怪火

下越

五十志霊神社(新潟県新発田市)

いそしれいじんじゃ洪水の際に村人を助けるために藩の木を伐りだすなどした大竹与茂七(義民)を逆恨みした大庄屋が藩に訴えた与茂七と大庄屋の間の金や米を巡る争いで罪を得た与茂七は打ち首となった処刑後、大庄屋や役人が狂死し、さらに新発田の町に青い火...
豊前国東

旧千燈寺跡(大分県国東市)

きゅうせんとうじあと六郷満山を開いた仁聞(名僧)が最初に建立した寺院仁聞が入寂した岩屋(洞穴)や供養塔がある仁聞がこの地で不動の秘法をおこない、海からそれを見た龍王(龍神)が喜んで1000の龍灯(怪火)を献じた『日本の伝説49 大分の伝説』...
大分別府

姫之宮春日社(大分県大分市)

ひめのみやかすがしゃ大友氏鑑(南北朝の武将)が大友親世に滅ぼされた時、氏鑑の姫は城から逃げる途中で自害した(落城伝説)手に掛けた乳母は姫を葬り、目印の楠の木を植えると、九六位山まで落ち延びて自害した姫の供養に木のそばに春日社が建てられ、命日...
先島諸島

群星御嶽(沖縄県石垣市)

んにぶしおん村の娘が、中天と地上を行き来する霊火(怪火)を見るようになった霊火の降り立ったと思われる場所へ行くと、白米の粉で印が付けられていたため、そこに御嶽を建てた(創建伝説)「群星」は昴(星)のこと『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店...