川越飯能堀兼の井(埼玉県狭山市) ほりかねのい摺鉢状に穴を掘って造られた古代の井戸歌枕として有名で、掘るのが難しいことから“ほりかね”と呼ばれ、地名の由来となった『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.67埼玉県狭山市 堀兼 2025.10.23川越飯能
川越飯能七曲井(埼玉県狭山市) ななまがりのい地面を摺鉢状に穴を掘って造られた古代の井戸で歌枕になっている地上の穴の直径は20m前後、底部の穴は直径5m、深さは約12mとなっている『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.66埼玉県狭山市 北入曽 2025.10.23川越飯能
西三河無量寿寺 八橋(愛知県知立市) むりょうじゅじ やつはし川で2人の子供を溺れ死なせた母が尼僧となり、川に8つの橋を架ける大願を成就した橋は八橋と呼ばれるようになり、周囲に杜若が咲く名所となった在原業平はこの八橋で、各句の頭に「かきつはた」の文字を織り込む和歌を一首詠んだこ... 2025.05.14西三河
村山阿古耶の松(山形県山形市) あこやのまつ藤原豊充(藤原氏)の娘・阿古耶姫(伝承の女性)が名取太郎という若者と恋仲となったが、名取は実は千歳山の松の精霊であった(異類婚姻譚)名取川の橋にするため千歳山の松の木は伐り倒されたが、いくら曳いても動かず、阿古耶姫が綱を取って動... 2025.02.12村山
南信帚木(長野県阿智村) ははきぎ遠くから見ると分かるが、近くに寄るとどの木なのかが分からないとされる伝説の木(木本)歌枕とされ、「有るようで無いもの」のたとえとして使われる炭焼き長者の許に嫁いだ姫君が、母恋しさに木の姿を見誤ったことから「帚木(ははきぎ)」の名が付... 2025.01.28南信