武田勝頼

中毛

村主神社 さかさ梅(群馬県前橋市)

すぐろじんじゃ さかさうめ天正18年(1580年)に武田勝頼が膳城を攻める前、この神社にあった泉で休憩したその際、たわむれに馬の鞭を逆さに地面に挿したところ、そのまま根付いた梅の木『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.40群馬県前橋...
中毛

安楽寺 不動堂(群馬県前橋市)

あんらくじ ふどうどう武田勝頼が攻め込んできてお堂が焼かれたが、その灰が捨てられた橋では落馬する者が続出した(罰を与える)橋の近くで怪光が現れ、見ると川岸に不動明王像(仏像)があったため、再びこれを祀った『日本の伝説27 上州の伝説』(角川...
峡北峡中

泣き石(山梨県甲斐市)

なきいし新府城を追われた武田勝頼に従った夫人が、ここで振り返り燃える城を見て涙を流した(落城伝説)同時にこの石も涙を流して泣き、その跡が残っている(名石)岩の裂け目から水が流れていた(湧水)が、鉄道敷設により移動、水脈が断たれたとのこと『日...
峡東

芍薬塚(山梨県笛吹市)

しゃくやくづか武田勝頼が岩殿山へ落ち延びる際、夫人が2才になる若君をこの地の渡部某の家に預けて去った(落城伝説)翌年春に若君が亡くなると、若君が好んだ芍薬(草本)を墓のそばに建て塚の目印とした『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.3...
峡東

景徳院 旗立ての松(山梨県甲州市)

けいとくいん はたたてのまつ織田方に攻められて進退窮まった武田勝頼が、境内にあるこの松の木に累代の旗を立てて、世嗣の信勝に家督を譲った(落城伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.34山梨県甲州市 大和町田野
峡東

大蔵原思案石(山梨県甲州市)

おおくらはらしあんいし織田方に攻められて城を出た武田勝頼はこの地に至り、周囲を敵に囲まれた事を知ると、この石に座り進退を考えた(落城伝説:腰掛け石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.34山梨県甲州市 大和町田野
東三河

医王寺 片葉の葦(愛知県新城市)

いおうじ かたはのあし長篠の戦いの前日、武田勝頼が医王寺の阿弥陀池に生える葦に向かって「戦に勝てば扶持をやる」と言った勝頼の夢枕に葦の精霊が現れ、大敗するので戦いを止めるように告げた(夢告:予言の怪)怒った勝頼が精霊の腕を切り落とした(脅し...