能登南

伊須流岐比古神社 鰯が池(石川県中能登町)

いするぎひこじんじゃ いわしがいけ前田利家(戦国大名)の攻撃に籠城した石動山の僧兵が祈ったところ、池一杯に鰯が出現して飢えをしのいだ(神仏の加護)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.97石川県中能登町 石動山
能登南

蛇池(石川県羽咋市)

じゃいけ?大蛇が棲む底なしの池と言われ、池に入ると尻を抜かれる長者が植えたところ、千石もの実が採れたという豆の木を抜いた跡別伝では継子に炒り豆を与えて植えさせたところ1粒だけ生豆があり、それが巨木となった(継子殺し)『日本の伝説12 加賀・...
能登南

碁盤島(石川県志賀町)

ごばんじま島の上部に小池があり、中に碁盤状の石(奇岩怪石)がある源義経と弁慶がここで碁(娯楽)を打った『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.89石川県志賀町 福浦港
能登南

七面宮 蛇ノ池(石川県羽咋市)

しちめんぐう じゃのいけ眼病の者を救おうとした日朝上人(名僧)が祀られる蛇ノ池にいる泥鰌は、願を掛けた者の身代わりとなって片目となっている(片目の魚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.84石川県羽咋市 滝谷町
能登南

桜ヶ池(石川県宝達志水町)

さくらがいけ馬を池に引きずり込もうとしたスッポン(亀)を赦してやったところ、夢の中で徳利(酒器)を置いていった翌朝徳利が置いてあり、中に入っている酒は飲んでも一向に減らなかった(動物報恩譚)ある時、徳利の長い口の部分が欠けて酒が出なくなった...
能登南

末森城址(石川県宝達志水町)

すえもりじょうし佐々成政(戦国大名)との戦いで、前田家の重臣・奥村永福が籠城したした城(戦国の戦い)二ノ丸跡にある池に棲む赤い魚(魚類)は、この戦いで投身して死んだ侍女が化したものとされる(変身譚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川...
加賀

琵琶ヶ池(石川県加賀市)

びわがいけある娘がこの池で死んで水神となったその後乙女の姿で松の樹上に現れて化粧をするといわれた(幽霊)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.77石川県加賀市 富塚町
加賀

盲ヶ池(石川県加賀市)

めくらがいけ菅生石部神社の神主が神の姿を見ようとしたが、神は整髪中であったため怒って櫛で目を突き刺した神の怒り(罰を与える)に触れた神主はそのまま池に飛び込んで死に、その池の魚は全て片目となった(片目の魚)神主の命日に池に餅を撒く風習(祭礼...
加賀

鏡の池(石川県加賀市)

かがみのいけ篠原の合戦(源平の戦い)に臨む斎藤実盛が、白髪(毛髪)を染める際に使った鏡が沈められた池年に1回池から鏡を取り出され、かつては雨乞い(祈雨)に使われていた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.74石川県加賀市 深田...
加賀

首洗池(石川県加賀市)

くびあらいいけ篠原の合戦(源平の戦い)で討ち取られた斎藤実盛の首実検のため、木曽義仲が首級を洗ったとされる池『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.68日本伝承大鑑:石川県加賀市 柴山町