下越慈光寺(新潟県五泉市) じこうじ白山に棲む夫婦の大蛇が暴れるため、傑堂能勝(名僧)が説教して改心させた(人外の悟り)大蛇がこの地を去る時に棲んでいた池を埋めて傑堂に寄進したのが、慈光寺の始まりとされる(創建伝説)大蛇が海へ向かって進んだ道が河川となり、1匹は白山神... 2025.04.07下越
下越婆池跡(新潟県新潟市秋葉区) ばばいけあと姑が留守中に嫁が味噌を出そうとすると、桶の上に蛇がとぐろを巻いていた嫁は焼け火箸を蛇の頭に押しつけたところ、同時刻に寺参りをしていた姑の額に焼け火箸の跡ができた(生霊)味噌桶の蛇が姑の邪心であると分かったため(嫁姑)、恥じた姑は... 2025.04.07下越
下越七色の池(新潟県新潟市秋葉区) なないろのいけ父神の素戔嗚尊からはぐれた姫神(市杵島姫:宗像三女神)がこの地に降り立ち、海を眺めて日を過ごしていた7人の子供が浜にやって来て姫神を慰めたので、しばらく楽しく暮らすことができたある時大津波が押し寄せ、子供たちを全てさらってしま... 2025.04.07下越
中越本成寺(新潟県三条市) ほんじょうじ日印上人(名僧)が鎌倉から経典を牛に運ばせ、牛が歩みを止めた場所に寺院を建立した(創建伝説)牛がうずくまった場所に池ができて、すぐさま蓮の花が咲いたとされる『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.78新潟県三条市 西本成寺 2025.04.06中越
中越鏡ヶ池(新潟県十日町市) かがみがいけ謡曲「松山鏡」の伝説として伝わる池大伴家持が罪を得てこの地に住み、土地の女との間に娘をもうけた女は病を得て死に、家持は後妻をもらうが、後妻は娘を虐めた娘は、池に映る自分の姿を母と思い込み、形見の鏡を抱いて入水した(継子殺し)やが... 2025.03.31中越
上越顕聖寺(新潟県上越市) けんしょうじ黙室周言(名僧)が池のほとりの庵で修行していた時、人に変化した龍が訪ねてきた龍は周言に成仏出来るよう頼み、そのお礼に池を譲ると言って昇天した(成仏させる)翌日池は干上がり、周言はそこに今の顕聖寺を建立した(創建伝説)境内には池の... 2025.03.31上越
上越坊ヶ池(新潟県上越市) ぼうがいけ龍神が現れてある女房を雲の上へ連れて行き、その後産まれた子に坊太郎と名付けた(異類婚姻譚)ある時坊太郎は寝姿を覗かないよう頼むが、両親は坊太郎が龍神の子であることを知ってしまう坊太郎は正体がばれたため村を去って池の主になったが、そ... 2025.03.30上越
上越善導寺 龍神井戸(新潟県上越市) ぜんどうじ りゅうじんいど善導寺の境内にある井戸8月15日になると水が湧いてくるが、清里村の青柳の池(坊ヶ池)と繋がっているとされる青柳の池の龍が善導寺に通って成仏を願い、それが叶った礼として送ったもの(人外の悟り)『日本の伝説41 越後の... 2025.03.30上越
上越高浪の池(新潟県糸魚川市) たかなみのいけへそ曲がりな長者があったが、無礼を働いたかどで処刑された(長者の没落)残された夫人は、家財道具を全て池に投げ込み、自分も身投げしてしまったそれ以降膳椀を貸して貰えるようになったが、壊れた椀を返さなかったため、二度と貸さなくなっ... 2025.03.30上越
日田竹田烏宿神社(大分県日田市) からとまりじんじゃ日田の大蔵三郎永隆(源平の武将)が平氏に囚われた時、2羽の烏が飛んで来て自分を助ける夢を見た(夢告)その後、源氏が勝って永隆は解放された参道にある池は不治の病や害虫に効験があり(虫除け)、飢饉の際に日田代官が命じて領内の者... 2025.03.18日田竹田