鹿児島霧島住吉池(鹿児島県姶良市) すみよしいけこの池の所有を巡って、老神神社の神と黒島神社の神が争い、老神神社のものとなったこの池に棲む大蛇は毎年娘を人身御供として要求していたある老僧が、瓢箪を布団に巻いたものに着物を着せて娘の代わりに池に入れるように教えた大蛇はそれを捕ら... 2025.08.25鹿児島霧島
鹿児島霧島千石天神社(鹿児島市鹿児島市) せんごくてんじんしゃ宝暦年間(1751~1564年)、南泉院(現照国神社付近)の池の蛙が、千石天神社の池の蛙と戦ったお互いの池を行き来して4日間戦った後に和議を結んだが、多くの蛙が死んだ(珍事)『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p... 2025.08.24鹿児島霧島
大隅金峯神社 蛇王権現(鹿児島県曽於市) かねみねじんじゃ じゃおうごんげん帝釈池に棲む大蛇が人身御供を要求するため、仏性院の和尚が読経をして追い出した(化け物封印)逃げ出した大蛇は高之峰の山頂近くの大石を尻尾で割るとその割れ目の中に隠れた金峯神社の境内にある蛇王権現と呼ばれる石(... 2025.08.24大隅
大隅檍神社 小戸池(鹿児島県曽於市) あおきじんじゃ おどのいけ伊弉諾神が黄泉国から戻って禊ぎをおこなった池とされるこの池の水を妊婦が飲むと安産になる社殿奥に安産子育地蔵(おっぱい地蔵)がある『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.31鹿児島県曽於市 末吉町南ノ郷 2025.08.24大隅
大隅道隆寺跡(鹿児島県肝付町) どうりゅうじあとかつて寺にあった池に大蛇が棲み、村人を困らせていた農夫に化けて寺にやって来たのを見咎めた和尚によって額に「千」の字を書かれた(化け物封印)その後大蛇は川で死んでいるのが見つかり、棲んでいた池は田に変わった怒った和尚が大蛇に遠... 2025.08.24大隅
大隅玉泉寺跡(鹿児島県鹿屋市) ぎょくせんじあと玄翁和尚が建立した寺院の跡この近くにかつて池があり、そこに棲む龍が人を襲って食らうようになった村人の願いを聞いた玄翁が七日七晩読経すると、龍は近くの山の洞穴に逃げ込み二度と出なくなったこの洞穴に鶏を入れ、犬に追わすと、波見の... 2025.08.24大隅
峡南池大神社(山梨県南部町) いけだいじんじゃ京から侍女と共に池の山にある池に来た佐津岐姫(姫君)は、暫く石の上に座って経を読んでいたが、姿を消した侍女が池を探すと懐剣と着物が出てきたので、山を下りてこの地に留まった池はその後水が涸れ、その地に社を建てて姫を祀った佐津岐... 2025.08.12峡南
峡北峡中八牛の池(山梨県北杜市) やつうじのいけかつて大きな池があり、8つの頭を持った牛が池の主として棲んでいた八ヶ岳が噴火、焼けた石が飛んできて池が小さくなったので、牛は信濃の八那池に移った池の水が濁ると雨が降ると言われる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.83... 2025.08.10峡北峡中
峡北峡中小淵神社 小淵池(山梨県北杜市) こぶちじんじゃ こぶちいけ人の寄合がある時、この池に膳椀を必要分頼むと貸してくれた(椀貸伝説)不心得者が返さなかったため、池の主の赤牛が怒って諏訪湖へ行ってしまい、貸すことがなくなった小淵沢の地名の由来となる『日本の伝説10 甲州の伝説』(... 2025.08.10峡北峡中
峡北峡中椹池(山梨県韮崎市) さわらいけ下条婆という老女の額に2本の角が生えたため、それを恥じてこの池に入り大蛇となった(変身譚)甘利左衛門尉(地方豪族)の2人の子息が池で行方不明となり、池の主の仕業として木々や石を池に投げ込み追い出した(化け物退治)大蛇は赤牛に変じる... 2025.08.09峡北峡中