豊前国東後藤又兵衛の墓(大分県中津市) ごとうまたべえのはか大坂の陣で敗れた後藤又兵衛は豊臣秀頼らと共に九州に落ち延びた愛妾の故郷へ移り住んでいたが、3年後秀頼が亡くなり、隠れ住んだ洞穴に火を放って自刃したとされる(生存説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.114大分... 2025.03.18豊前国東
豊前国東鷹栖観音(大分県宇佐市) たかすかんのん観音に帰依した長者(炭焼き長者)が、尊像を刻もうと楠の木を用意したが果たせなかった今戸盛時という武人が、怪光を発するあやかしの噂を聞き、矢を射て退治した(化け物退治)怪光の正体は長者が残した楠であり、今戸は観音の霊験(神仏霊験... 2025.03.18豊前国東
豊前国東旧千燈寺跡(大分県国東市) きゅうせんとうじあと六郷満山を開いた仁聞(名僧)が最初に建立した寺院仁聞が入寂した岩屋(洞穴)や供養塔がある仁聞がこの地で不動の秘法をおこない、海からそれを見た龍王(龍神)が喜んで1000の龍灯(怪火)を献じた『日本の伝説49 大分の伝説』... 2025.03.18豊前国東
日田竹田穴森神社(大分県竹田市) あなもりじんじゃ祖母山の蛇体の神が棲む洞穴が境内にある豪族の娘の許へ毎夜訪れる若者があり、襟に針を刺してその糸をたどり、その正体を見つけた(異類婚姻譚)大蛇は死んだが、娘は身籠もっており、生まれた子が大神氏の祖先となった(生誕伝説)大神氏の... 2025.03.16日田竹田
高松坂出鬼ヶ島大洞窟(香川県高松市) おにがしまだいどうくつ女木島は、桃太郎の伝説に登場する鬼ヶ島とされる昭和時代に発見された洞穴が鬼の住処とされ、観光地化されてい『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.102日本伝承大鑑:香川県高松市 女木町 2025.03.06高松坂出
東讃西の滝龍水寺(香川県小豆島町) にしのたきりゅうすいじ村を荒らす2匹の龍を、空海が甕に封じ込めて洞穴に封印した(化け物封印)龍は改心し、その証として甕の底から湧水が湧き出るようになった(創建伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.97香川県小豆島町 蒲生 2025.03.06東讃
西讃弥谷寺(香川県三豊市) いやだにじ四国八十八ヶ所霊場の1つ日本三大霊場の1つともされ、死者の還る場所として信仰される本堂近くの水場にある洞穴が、神仏の世界(異界)の入口であるとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.64香川県三豊市 三野町大見 2025.03.04西讃
西讃牛額寺 牛穴(香川県善通寺市) ぎゅうかくじ うしあな牛額寺境内の裏手にある洞穴1つの身体に2つの頭を持つ霊牛(霊獣)がこの穴を行き来した洞穴は多度津の白方村まで通じているとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.59香川県善通寺市 碑殿町 2025.03.04西讃
庄内八乙女浦(山形県鶴岡市) やおとめうら父の崇峻天皇が暗殺されたため北へ逃れた蜂子皇子(親王)は、8人の乙女が海岸(浜海岸)の岩場で舞うのを見た皇子はこの地に上陸するとしばらく洞穴に滞在し、出羽三山へ向かったとされる(創建伝説)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)... 2025.02.18庄内
東信禅昌寺 最勝洞(長野県佐久市) ぜんしょうじ さいしょうどう禅昌寺の裏山にある、約10ほどの洞穴の総称(広川原洞穴群)一番大きい「本穴」には、いくつかの地底湖(池)がある地底湖のうち、機織池では弁財天が機を織っていたり、弁天池には機織の道具があったと言われる金物がタブーで... 2025.01.24東信