さいたま川口光音寺(埼玉県川口市) こうおんじ本尊の薬師如来像(仏像)は、古荒川の動木堂淵から出現したとされる(創建伝説)薬林寺、宝厳院の薬師如来とあわせて“川口の三薬師”と呼ばれる『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.11埼玉県川口市 領家 2025.10.17さいたま川口
西毛▲蜘蛛が淵滝(群馬県下仁田町) くもがふちだき蜘蛛が主とされる淵と滝で、両岸の樹木を伐って淵に投げ込むと雨が降る(雨乞い伝説)行沢にある二つ岩という淵と通じているとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.130群馬県下仁田町 中小阪 2025.10.02西毛
北毛鏜々渕(群馬県高山村) どうどうぶちある男が淵に鉈を落としてしまい、取りに入ると底に機織をする娘がおり、三日三晩歓待した(龍宮)戻ってきて淵の底の歓待を懐かしく思っていると、泉照寺の住職が法力で酒の入った瓢箪を浮かび上がらせたそれ以降、淵にお願いして膳椀を借りる者... 2025.09.27北毛
北毛釜の淵(群馬県沼田市) かまのふち四釜川にある深い淵で、底に穴が開いていて龍宮に通じており、河童が棲むとされるこの淵で釣りをしていた者の足の親指に蜘蛛が糸を絡めて、水中に引きずり込もうとした『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.59群馬県沼田市 堀廻町 2025.09.26北毛
中毛太郎右衛門淵(群馬県伊勢崎市) たろうえもんぶち別名・たねん淵広瀬川(河川)の深い淵に河童が棲み着き、尻子玉を取るなどの悪さを繰り返した村一番の大力の太郎右衛門(名士)に退治を頼むと、川から引きずり出して組み伏せてしまった(怪力伝説)殺され掛けた河童は命乞いをして助けても... 2025.09.25中毛
中毛龍神宮(群馬県伊勢崎市) りゅうじんぐう広瀬川(河川)の底に龍宮に繋がる場所があるとされ、浦島太郎と同様の伝説が残る阿感坊という者が淵に鉈を落としたため潜っていくと、底に御殿があり乙姫がそこにいた3日間だけ鉈(刃物)を貸して欲しいと頼まれ、3日後に戻ると3年の月日が... 2025.09.25中毛
中毛虎姫観音(群馬県前橋市) とらひめかんのん酒井忠清(大名)に召し出されたお虎は、嫉妬から罠にはめられ(嫉妬猜疑)、生きたまま蛇と共に箱に詰められ淵に沈められた(子女受難)沈められる際「城を取り潰し、七代まで祟る」と言い放ったとされる以降毎年利根川(河川)が氾濫し、前... 2025.09.25中毛
東毛蛇留淵(群馬県桐生市) じゃるぶち桐生川上流の淵に大蛇が棲み着き、村を荒らしていた三境坊という行者(行者山伏:僧侶)がそれを聞き、法力で淵に閉じ込めたあるいは、刀(刀剣)で斬り殺して近くの大正院に“蛇切丸”として納めたとも『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)... 2025.09.22東毛
石見治郎左衛門淵(島根県益田市) じろうざえもんふち匹見峡(渓谷峡谷)にある淵旧家の斎藤治郎左衛門(名士)は、お楽を嫁にするが子宝に恵まれず、小沙夜を妾として子を生ませた子が生まれてから治郎左衛門の愛情が小沙夜に移ったため、お楽は嫉妬して小沙夜を殺した(嫉妬猜疑)お楽はその... 2025.09.20石見
石見坊主岩(島根県吉賀町) ぼうずいわ吉賀川(河川)の真ん中にある石(名石)近くの寺の僧侶が肉食したと疑われ、箸を川に流して身の潔白を証明しようとした箸は川の流れに逆らって上流に流れたため、肉食したとされ、僧はやむなくこの石から川に入水したこの故事より一帯は法師淵と呼... 2025.09.11石見