河内西方寺 与九郎稲荷(大阪府富田林市) さいほうじ よくろういなり源義経・静御前に付き従う継信・忠信兄弟の正体は、初音の鼓(楽器)の皮となった狐の子であった義経はその忠勤を褒め、鼓を与えると共に、兄弟にそれぞれ与九郎と源九郎の名を与えた兄の与九郎は河内国の西方寺、弟の源九郎は大和... 2025.07.09河内
和泉泉穴師神社 狐堀(大阪府泉大津市) いずみあなしじんじゃ きつねぼり境内にある豊中公園にあった湧水旱魃で村人が苦しんでいた時、穴師の森に棲む狐が毎夜鳴く場所を掘ると湧き出た『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.49大阪府泉大津市 豊中町 2025.07.07和泉
和泉聖神社 鏡池(大阪府和泉市) ひじりじんじゃ かがみいけ聖神社境内北側にある池安倍保名がこの神社で参籠し、池で禊ぎをしている時、水面に白狐の姿が見えた保名は振り返り走り寄ってきた鼠を抱き上げると、傷ついた白狐に変わったので、手当をして山に返した『日本の伝説8 大阪の伝説... 2025.07.07和泉
和泉葛葉稲荷神社(大阪府和泉市) くずのはいなりじんじゃ安倍保名が助けた狐が女人となって保名の許を訪れ、やがて一子をもうけた(動物報恩譚)ある時子供の前で正体を現した狐は和歌を残して姿を消した残された子はその後才覚を現し、後の安倍晴明となった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角... 2025.07.07和泉
堺少林寺(大阪府堺市堺区) 住職の白蔵主和尚が三足の白狐を救ってやり、狐はこの寺に棲み着いて寺の危難を救った(動物報恩譚)住職の甥が、この狐を捕らえて金儲けしようとしたところ、狐は住職に化けて説教した。甥はそれを見破って罠を仕掛け、狐は罠の油揚げをうまく取ろうと様々に... 2025.07.07堺
堺臨江寺 曾我稲荷(大阪府堺市堺区) りんこうじ そがいなり曾我兄弟の菩提を弔うため行脚していた虎御前が、この近くで男に襲われた富士の巻き狩りで兄弟に助けられた黒狐が、男を噛み殺して恩に報いた(動物報恩譚)臨江寺に滞在した虎御前は、黒狐を祀る稲荷を建てた(創建伝説)虎御前はさら... 2025.07.07堺
加賀即得寺 狐塚(石川県能美市) そくとくじ きつねづか人をたぶらかしていた2匹の白狐が捕まったが、即得寺の住職がそれを諭して逃がしてやった狐は火除けの効がある国重の刀剣を差し出して、恩義に報いた(現在も寺宝)その後狐は死ぬまで寺に棲み着き、死後境内に葬られた(動物報恩譚)... 2025.06.16加賀
金沢七窪神社 七窪地蔵(石川県かほく市) ななくぼじんじゃ ななくぼじぞう人を化かす“おまん狐”がいたり、砂丘で道に迷う者が出たため、道標として道中の無事を祈って造られた地蔵『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.32石川県かほく市 七窪 2025.06.15金沢
広島廿日市丸子山不動院 おさん狐(広島県広島市中区) まるこやまふどういん おさんきつね江波皿山周辺を住処としていた、おさん狐の子孫が祀られているおさん狐は、人間に化けて人を騙す悪さを繰り返していたが、長年土地の者に親しまれていた『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.37広島県広島市中... 2025.05.23広島廿日市
東三河城藪稲荷神社(愛知県新城市) しろやぶいなりじんじゃ大通寺境内にある、おとら狐を祀る神社おとら狐はかつて長篠城の鎮守の稲荷にいたが、廃城のため各地を転々とした左目と左足を傷めており、人が憑依されると同じ箇所を傷めたようになる『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.1... 2025.05.13東三河