東葛飾八幡の藪知らず(千葉県市川市) やわたのやぶしらず不知八幡森とも呼ばれる一度入ると出られなくなる、入ると祟りがあるとされる禁足地の竹藪徳川光圀が中に入って異人と遭遇し、警告を受けた平将門を討った平貞盛(地方豪族)が、将門の死門に当たる地として陣を張った平将門の首を守った家... 2025.04.23東葛飾
下越五十志霊神社(新潟県新発田市) いそしれいじんじゃ洪水の際に村人を助けるために藩の木を伐りだすなどした大竹与茂七(義民)を逆恨みした大庄屋が藩に訴えた与茂七と大庄屋の間の金や米を巡る争いで罪を得た与茂七は打ち首となった処刑後、大庄屋や役人が狂死し、さらに新発田の町に青い火... 2025.04.08下越
中越女﨟ヶ瀬(新潟県三条市) じょろうがせ五十嵐川(河川)が信濃川に合流する地点の瀬三条左衛門(伝承の男性)と京都で懇ろとなった白拍子の白菊が、左衛門を追って三条まで来たしかし会うことが叶わず、白菊は悲観して川瀬に身を沈めて死んだその後、この瀬を通る船が立ち往生し、川底... 2025.04.06中越
日田竹田穴観音古墳(大分県日田市) あなかんのんこふん石室内に観音像を安置する古墳で、草壁春里という長者の屋敷跡とされるある時魔物(化け物)が長者一族を襲い、末娘だけを残して死に絶えた末娘は草野太郎経門(武人)に助けを求め、経門が魔物を退治すると、正体は春里が伐った大木(木本... 2025.03.18日田竹田
日田竹田西椎屋の滝(大分県玖珠町) にししいやのたき滝に棲む龍神が村の男の嫁となって子をもうけるが、正体がばれて滝に帰った(異類婚姻譚)別れ際に子に不思議な珠(宝物)を渡すが、それを聞いた国司が取り上げてしまう龍は男に再度珠を渡したが、それは自分の両眼であった国司はさらに珠を... 2025.03.18日田竹田
豊前国東浮田(大分県姫島村) うきた姫島七不思議の1つ池を埋めて田にしたが、大蛇を埋めてしまったため、その祟りで足踏みすると地面が揺れる『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.97大分県姫島村 2025.03.18豊前国東
西讃王尾内記と権太夫の墓(香川県まんのう町) おうびないきとごんだゆうのはか金刀比羅宮の経営に関して、王尾内記の息子の松太夫と、内記の弟の権太夫が金光院を訴えた(社家)最終的に内記の一族が処刑されたが、金光院で怪事が続いたため、祟りを怖れて墓を建てた墓所は、内記らが処刑された刑場とされ... 2025.03.06西讃
西讃朝比奈池跡(香川県善通寺市) あさひないけあと香川氏の家臣であった朝比奈弥太郎(戦国武将)は、長宗我部との戦いで討死した弥太郎が死んだ場所はため池となったが、落ちて死ぬ者が多かったため、祟りとされた現在、朝比奈弥太郎碑(石碑)が立つ『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店... 2025.03.04西讃
東讃生駒神社(香川県さぬき市) いこまじんじゃ通称「甚助さん」引田城主であった生駒甚助(戦国武将)は、大坂夏の陣で敗れて讃岐のこの地に逃れたが、追っ手に討たれた討たれた場所に神社が建てられ、その森(叢林)に馬に乗って入ると祟りがあるとされた『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角... 2025.03.02東讃
庄内日潟水神社(山形県酒田市) ひがたすいじんじゃ御神体がそばにある日潟沼となっている年に一度、水面に馬の鞍が浮かぶと言われる沼の魚を捕ると祟りがあるとされる(禁忌)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.97山形県酒田市 常禅寺 2025.02.17庄内