下越弁天の松(新潟県新潟市中央区) べんてんのまつ別名・舟繋松弥彦神社遙拝の地に植えられた松の木暴風雨になると、鳥屋野潟の漁師はこの木に船をつないで難を逃れた土手を造るため枝を払ったところ、伐った人夫が足を腐らせて死んだため、伐る者がいなくなった(祟る物)『日本の伝説41 越... 2025.04.07下越
豊前国東常副の五輪塔(大分県宇佐市) つねそいのぐりんとう安心院七不思議の1つ五輪塔は北条時頼の家臣の墓とされる田のそばにあったが、泥が掛かるなど汚れると祟りがあるといわれる(祟る物)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.106アクセス-連絡先/七不思議マップ/大分県宇... 2025.03.18豊前国東
臼杵佐伯熊野神社 御魂石(大分県佐伯市) くまのじんじゃ みたまいし?紀州の熊野神社に参拝した時に見つけて持ち帰った石で、宇目七不思議の1つとされる成長する石で、熊野神社の御神体となってからも、何度か社殿を建て替えている明治の頃にこの石を叩いた役人がいたが、その後発病して死んだとい... 2025.03.17臼杵佐伯
大分別府法心寺 逆さ銀杏(大分県大分市) ほうしんじ さかさいちょう法心寺境内にある銀杏の木加藤清正が朝鮮の役の帰途、杖にしていた木を挿したものが成長した枝を払ったり、木に登ったりすると、目眩や腹痛が起こる(祟るもの)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.39大分県大分市 ... 2025.03.15大分別府
西讃駒止地蔵(香川県丸亀市) こまどめじぞう侍同士が口論となり、乗馬していた方が馬を斬られて落ちたところを斬り殺された村人が供養のために地蔵を建てたが、馬が前を通りがかると必ず動かなくなった(祟るもの:金縛り)地蔵が逆さに置き直したところ、何事も起こらなくなった『日本の... 2025.03.06西讃
高松坂出かまとこ地蔵(香川県高松市) かまとこじぞう追っ手を逃れてきた平家の落人が炭焼きの竈に潜んで逃れようとした追っ手は竈に土をかぶせ、全員を生き埋めにして殺してしまったその後、怪異が起こるため、地蔵を建てて供養したそばにある南無阿弥陀仏の供養塔(墓)に触れると障りがあるとさ... 2025.03.02高松坂出
村山名木沢の一本杉(山形県尾花沢市) なきさわのいっぽんすぎ遺体を7つに切って埋めるよう遺言した大山守命(親王)であるが、誤って8つに切断されていた余った部分を最上川に投げ捨てたので、その地を「投げ沢」と呼び、「名木沢」に由来となった(地名の由来)投げ捨てられた場所に1本の杉の... 2025.02.17村山
置賜美女塚・美男塚(山形県米沢市) びじょづか・びなんづか京から陸奥へ向かった小野小町は当地で亡くなり葬られた(美女塚)小町を追ってきた深草少将は小町の死を知って、この地に留まって商人となった少将は遺言で、美女塚の近くに葬って欲しいと頼み、その墓は美男塚と呼ばれたこの2つの塚... 2025.02.09置賜
北信相森神社(長野県須坂市) あいのもりじんじゃ京の公家の姫君・乙姫が恋人を慕って須坂まで来たが、会うことが出来ず自害した自害に使った短刀(刀剣)が祟りをなすので、神社に合祀した(祟る物)嫁入りの行列はこの神社を避けて通ったとされる(破談の俗信)『日本の伝説3 信州の伝... 2025.01.26北信
北信夜泣き石(長野県千曲市) よなきいし姨捨山に捨てられた老婆が石と化し(姨捨伝説)夜泣きをしたため、西行が読経したところ、悟りを開いて血を吹いて2つに割れたという(化身した石:血の出る石)酒屋に大猫のあやかしが現れ、やがて女中が赤ん坊を産んだが、突然行方不明となり石の... 2025.01.25北信