生駒葛城吉祥草寺(奈良県御所市) きっしょうそうじ役行者の生誕地であり、役行者自身が創建した寺院(創建伝説)役行者ゆかりの産湯の井戸や腰掛け石が境内にあるまた行者堂には、自作の役行者像(貴人像)と母親の像が安置される『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.109奈良県... 2025.11.22生駒葛城
生駒葛城達磨寺(奈良県王子町) だるまじ聖徳太子が遊行をしていると一人の行き倒れ者(乞食)に遭遇し、飲食物や着物を与えた行き倒れ者は翌日死んで葬られたが、数日後棺を開けると空で、着物だけが残っていた(死者の怪)太子はこの行き倒れ者が達磨大師の化身であると認め、その地に達磨... 2025.11.20生駒葛城
磯城高市気都和既神社 茂古の森(奈良県明日香村) けつわきじんじゃ もうこのもり乙巳の変(歴史的事件)で暗殺された蘇我入鹿の首級が、藤原鎌足を追ってきた(死者の怪)多武峰まで逃げた鎌足が「もう来ぬだろう」と叢林で一息ついたことから名が付いた(地名の由来)鎌足が腰掛けた石(腰掛け石)がこの境... 2025.11.17磯城高市
奈良宇陀手向山八幡宮 菅原道真腰掛石(奈良県奈良市) たむけやまはちまんぐう すがわらみちざねこしかけいし宇多上皇のお供として赴いた菅原道真がこの腰掛け石に座り、和歌を一首詠んだこのときの歌「このたびは 幣もとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」は『小倉百人一首』に採用された『日本の伝説... 2025.11.07奈良宇陀
熊谷深谷龍淵寺 開山坐禅石(埼玉県熊谷市) りゅうえんじ かいざんざぜんいし開山の和庵清順(名僧)がこの石の上で坐禅をしていると龍が現れたため、引導を渡した(腰掛け石:人外の悟り)翌日になると目の前の大きな池がなくなり平地となったので、そこに寺を建立した(創建伝説)『日本の伝説18 ... 2025.10.25熊谷深谷
西毛高崎神社 立石(群馬県高崎市) たかさきじんじゃ たていしかつて高崎を治めていた和田氏が愛でたとされる3つの石、“和田の三石”と呼ばれる名石の1つ日本武尊が休憩したとも、空海が腰掛けたとも言われる(腰掛け石)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.97群馬県高崎市 ... 2025.09.29西毛
中毛橘山(群馬県渋川市) たちばなやま東征から戻る途中の日本武尊が弟橘媛を偲んで「あづまはや」と言ったことから名が付いた山(地名の由来)頂上にある、命が媛を偲び腰掛けた石(腰掛け石)は“恋し石”と呼ばれ、小石神社の御神体となった(現在は敷島公園内の小石神社に移転)『... 2025.09.23中毛
出雲出雲路幸神社 弁慶腰掛岩(島根県安来市) いずもじさいじんじゃ べんけいこしかけいわ弁慶の母・弁吉が良縁を願って参拝し、弁慶の父親と出会った地とされる弁慶を伴ってお礼参りをした時に幼少の弁慶が腰掛けた岩が残る(腰掛け石)『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.27島根県... 2025.09.04出雲
南薩善積寺跡 座禅石(鹿児島県南九州市) ぜんせきじあと ざぜんいし境内に棲み着く大蛇が害をなすため、正菊和尚(名僧)がこの石に座禅を組んで(腰掛け石)天に追いやった(化け物封印)さらに石の上に炒り豆を置いて、これが芽吹くまで天から下りないよう命じた『日本の伝説11 鹿児島の伝説』... 2025.08.28南薩
南薩鬢水峠(鹿児島県南九州市) びんみず(びんずい)とうげ父神からそれぞれ知覧・川辺の土地を与えられた豊玉姫と玉依姫の姉妹神が、開聞から一緒に所領地へ赴く途中で休憩し、清水で毛髪を整えた峠峠には豊玉姫が座ったとされる腰掛け石がある『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店... 2025.08.27南薩