訴訟

奈良宇陀

若草山(奈良県奈良市)

わかくさやま山頂にある鶯塚古墳には幽霊(牛鬼)が出現したため、村人が山を焼いてそれを防いだこれが若草山の山焼きの行事となった東大寺と興福寺が山の領有を争ったが(訴訟)、宝暦10年(1760年)に奈良奉行所の調停で緩衝地帯として山焼きが始まっ...
能登南

酒井惣左衛門の墓(石川県中能登町)

さかいそうざえもんのはか隣村との境界争い(訴訟)の際、我が村の土は食べられると主張し、実際に食い競べをして勝利した(名士)を葬った墓(墓所)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.96石川県中能登町 小竹
中越

広大寺(新潟県十日町市)

こうだいじ信濃川にできた中洲の耕作権を巡って、広大寺と縮問屋の最上屋が対立した最上屋は白岩和尚(僧侶)を貶める卑猥な詞の歌を流行らせ、それが数多くの民謡(音曲)の原型となる「新保広大寺」となった最終的に広大寺側が敗訴し、白岩和尚は怨みを含ん...