和泉吉祥園寺(大阪府貝塚市) きっしょうおんじ本尊の観音像(仏像)は、貝に乗って川をさかのぼって出現した施福寺からこの寺に移された吉祥天像は、『日本霊異記』に登場する像とされる像に恋い焦がれた優婆塞と夢の中で交わり、精液を掛けられた染みが残った(異類婚姻譚)『日本の伝説... 2025.07.08和泉
奥能登比丘尼沢(石川県輪島市) びくにさわ八百比丘尼が生まれた土地であるとされ、九穴の貝(鮑)を食べたため、不老不死となった現在の比丘尼沢ポケットパーク付近の土地とされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.140石川県輪島市 繩又町 2025.06.23奥能登
奥能登七ツ島(石川県輪島市) ななつじま『今昔物語』に登場する“鬼の寝屋島”と呼ばれる島この島へ渡り、鮑(貝)を採って税として納めていたが、国司が増税したため住人は逃散して誰も鮑を採らなくなった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.140石川県輪島市 2025.06.23奥能登
能登南増穂浦(石川県志賀町) ますほがうらこの浜(浜海岸)に八幡神が上陸し、この地の住吉社の女神と契りを結んだこの浜に貝が多くあるのは、八幡神が一緒に連れてきたとされる(動物の俗信)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.91石川県志賀町 里本江 2025.06.19能登南
安房源頼朝上陸地(千葉県鋸南町) みなもとのよりともじょうりくち伊豆の石橋山の戦いで破れた後、海路を経て安房国へ向かった源頼朝が上陸した地上陸の際にサザエ(貝)の角で足を傷めた頼朝が叱責したため、この地のサザエは角が生えなくなった(変種の起源)『日本の伝説6 房総の伝説』(... 2025.04.28安房
下越菅谷不動尊 菅谷寺(新潟県新発田市) すがたにふどうそん かんこくじ本尊の不動明王像はインドの毘首羯摩(仏師)の作とされ、最澄が中国より持ち帰ったものとされる落雷で本堂が火事となった時、タニシ(貝)が本尊に張り付き類焼を防いだ(神仏を守る)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書... 2025.04.08下越
中越八百比丘尼の松(新潟県長岡市) やおびくにのまつこの浜に滞在した弥彦の神(その他の神々)が、ある時3人の村人を招待して、丸穴の貝を土産に持たせた金五郎は貝を戸棚に隠したが、17になる娘がそれを食べて不老不死の身体となった500歳になった時に娘は仏門に入り、家の前に松の木を... 2025.04.06中越
豊前国東阿弥陀牡蠣(大分県姫島村) あみだがき姫島七不思議の1つ海蝕洞に棲息する牡蠣(貝)で、殻が阿弥陀仏の形に似ている満潮時の海面より2mほど高いところにあり、閏年の大晦日に子の刻に少しだけ移動する食べると腹痛を起こすとされる(禁忌)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店... 2025.03.18豊前国東
東讃琴弾地の浜(香川県直島町) ごたんじのはま讃岐へ配流となった崇徳上皇が立ち寄った直島(島)にある上皇が浜(浜海岸)で“忘れ貝”を拾っていると、琴(楽器)の音が聞こえてきた琴を弾いていたのは、上皇を追ってこの地に来た姫君であった『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p... 2025.03.06東讃
高松坂出豊玉姫神社(香川県高松市) とよたまひめじんじゃ豊玉姫が彦火火出見尊と結ばれ、鵜葺草葺不合命を産んだ場所とされる島豊玉姫が余生を過ごした地が、現在の神社のある土地とされる安産のご利益があり、奉納された子安貝(神具)で御神酒をいただくと安産になるとされる(特有の願掛け)... 2025.03.06高松坂出