赤子

備後

ゆるぎ地蔵(広島県福山市)

ゆるぎじぞうある侍が地蔵の前で妊婦を辻斬りしたところ、赤子が産まれた侍が立ち去る間際、地蔵が揺らぎながら「わしは言わんが、われ言うな」と言った(喋る物)その後、侍が人を斬った話をしたところ、その時の赤子だった若者に話を聞かれて仇討ちされた(...
安房

西蓮寺(千葉県鴨川市)

さいれんじ幼少時代の日蓮が本格的な修行に入る前の12年間を過ごしたとされる寺院寺の薬師如来の前に捨てられていた赤子が成長したのが日蓮であるとの伝承が残る(生誕伝説)日蓮の乳母であった雪女(ゆきめ)の墓がある『日本の伝説6 房総の伝説』(角川...
大分別府

由布川渓谷(大分県由布市)

ゆふがわけいこく谷を渡るのに馬を貸してくれなかったため、空海が杖で線を引くように大地を割って出来た渓谷(渓谷峡谷:地形の由来)空海が地面を割ったのは、村同士の境界線争いを止めるためだったとも桃川左衛門という長者が子宝を願って祈願して、路傍で...
置賜

おけさ堀(山形県長井市)

おけさぼり寛文年間(1661~1674年)に勘三郎・おけさの夫婦が、用水路を掘って水を引いたとされる勘三郎は山の上から、おけさが下から掘り進めたため、出合ったところに落差ができ「おけさ滝」と呼ばれたまた開削に夢中になりすぎて、おけさの背に負...
中信

子産みの栃(長野県木祖村)

こうみのとち鳥居峠にある、空洞がある栃の巨木空洞に赤ん坊が捨てられており、子のない夫婦が育てて幸せに暮らしたというこの木の皮を煎じて飲むと子宝に恵まれるとされた(子授の俗信)この木の枝は「天狗の腰掛け」と呼ばれた『日本の伝説3 信州の伝説』...
北信

夜泣き石(長野県千曲市)

よなきいし姨捨山に捨てられた老婆が石と化し(姨捨伝説)夜泣きをしたため、西行が読経したところ、悟りを開いて血を吹いて2つに割れたという(化身した石:血の出る石)酒屋に大猫のあやかしが現れ、やがて女中が赤ん坊を産んだが、突然行方不明となり石の...
島尻

十貫瀬の七つ墓(沖縄県那覇市)

じっかんじのななちばーかー岩山の上に7基の墓所があることから“七つ墓”と呼ばれるまた一部の岩山の上に銭10貫(貨幣)が置かれてあったが、数年経ってもそのままだったことから“十貫瀬”と呼ばれるようになった(地名の由来)近所のお菓子屋に飴を買い...
丹後

成相寺 つかずの鐘(京都府宮津市)

なりあいでら つかずのかね成相寺の鐘楼にある鐘鋳造の浄財を求めたところ、ある金持ちの女房が拒否し「この赤ん坊ならさし上げる」と揶揄した境内で鐘を鋳造したところ、金持ちの女房が赤ん坊を溶鋼の中に落としてしまった(因果応報譚)鐘は出来たが、鐘を...
洛中

幽霊子育飴(京都府京都市東山区)

ゆうれいこそだてあめ毎日飴を買いに来る女の後をつけると、鳥辺野で消えた死んだ母親が幽霊となって、生まれた赤子のために飴(菓子)を買っていた墓から見つかった赤子は高徳の僧となった(飴買い幽霊:怪談)「六道参り」の日のみ売られていたが、今は常設...