四万十足摺姫島(高知県宿毛市) ひめしま沖の島の長者が上方に上った際に京で遊女を見初め、一緒に土佐へ連れ帰った島の近くまで来た時、長者は妻があることを告げ、しばらく小島で待って欲しいと言い聞かせたしばらく後に長者が小島に船を着けた時には遊女は亡くなっていた(子女受難)その... 2025.12.06四万十足摺
室戸安芸葛島(高知県東洋町) くずしま上方で一攫千金の商いをした魚商人が、京都で遊女と懇ろになり、土佐へ連れ帰ってきた船が港に着く直前に、商人は妻子があることを告げ、近くの島で待つよう言い聞かせた船が去った後で騙されたことを知った遊女は助けを求めたが、そのまま島で亡くな... 2025.12.06室戸安芸
熊谷深谷見返り松(埼玉県深谷市) みかえりまつ深谷宿の街道筋外れにある松の木で、前夜の宿で取った遊女を思い出して旅人が振り返る場所と言われた現在は何代目かの松と石碑が立つ『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.102埼玉県深谷市 原郷 2025.10.26熊谷深谷
川越飯能穴八幡古墳(埼玉県小川町) あなはちまんこふん7世紀後半に造られた方墳(古墳)で、寛文年間(1661~1673年)に新田開発中に横穴石室が発見された文政12年(1829年)、石室内に八幡社を勧請したが、吉原の遊女から篤く信仰された『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書... 2025.10.24川越飯能
さいたま川口大雲寺 女郎買い地蔵(埼玉県桶川市) だいうんじ じょろうかいじぞう大雲寺の地蔵は夜な夜な寺を抜け出して、宿場の女郎(遊女)買いをしていた(遊ぶ神仏)住職にその悪さがばれると、背中に鉄の輪を打ち込まれ鎖で繋がれてしまい、出歩けなくなった(動く絵や像)『日本の伝説18 埼玉の伝説... 2025.10.20さいたま川口
峡東花魁淵(山梨県甲州市) おいらんぶち甲斐武田氏(戦国大名)が開発した黒川金山(鉱山)を閉山するにあたり、秘密が漏れるのを怖れて遊女を殺した淵の上に舞台を設けて遊女を踊らせ、頃合いを見て舞台もろとも淵に落とした(子女受難)近くを走る国道が閉鎖されたため、アクセス不能... 2025.08.04峡東
佐渡瘡守さん(新潟県佐渡市) かさもりさん赤泊の遊女に大いに信仰された“性の守護神”や“おさすりさん”などと呼ばれ、男根が奉納される(生殖器崇拝)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.117新潟県佐渡市 柳沢 2025.07.30佐渡
佐渡本興寺 情死之墓(新潟県佐渡市) ほんこうじ じょうしのはか安政6年(1856年)に心中した、水金の遊女・柳川と地役人の家来・虎吉を葬った墓本興寺の墓地のある、山の斜面(心中した現場とされる)に墓所(比翼塚)がある『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.78新潟県佐渡市... 2025.07.29佐渡
佐渡総源寺(新潟県佐渡市) そうげんじ織田信長の娘の松姫君が出家し諸国を勧進したとされる、清音比丘尼(尼僧)の墓がある清音比丘尼を慕い佐渡を訪れて勧進した熊野比丘尼(巫女)たちが、その後佐渡の遊女となったとされる(起源伝説)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.... 2025.07.29佐渡
河内野崎観音 江口の君堂(大阪府大東市) のざきかんのん えぐちのきみどう平資盛(平氏)の娘・妙は江口で遊女をしていたが、婦人病(下の病)に罹ったため野崎観音に祈願し平癒させたその後得度して尼になり、本堂(堂宇)を再興するなどした『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.93大阪... 2025.07.11河内