長者

磯城高市

天満神社 みいさんの祠(奈良県桜井市)

てんまんじんじゃ みいさんのほこらある百姓の嫁が、袋を被った蛇を生んだが、殺さず「みいさん」と呼んで養っていたある年酷い旱魃があり、母親が「みいさん」に雨を降らせるよう頼んでみると、3日目に大雨が降った(雨乞い伝説)豊作となったことで「みい...
奈良宇陀

不審ヶ辻子(奈良県奈良市)

ふしがづしかつて松浦という長者に忍び入った盗賊が捕らえられ、近くの谷に落とし殺したところ鬼となった鬼は元興寺の鐘楼に出現して人を襲ったが、道場法師(名僧)が取り押さえようとした(化け物退治)夜明け前に鬼は逃げ出し、この通りで見えなくなったた...
川越飯能

長勝院跡(埼玉県志木市)

ちょうしょういんあとこの地を治めていた藤原長勝の屋敷跡長勝は沼に棲む大蛇を退治して(化け物退治)、広大な田を開拓して田面長者と呼ばれた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p76埼玉県志木市 柏町
川越飯能

平林寺 野火止塚(埼玉県新座市)

へいりんじ のびどめづか長勝長者の許に滞在していた在原業平は、長者の娘の青前姫(姫君)と相思相愛の仲となった長者が仲を認めないため二人は館から逃げたが、追っ手は火をつけて炙り出そうとした身の危険を感じた姫が和歌を歌うと火は途中で消えるも、居...
さいたま川口

馬蹄寺(埼玉県上尾市)

ばていじ知道という旅の僧侶が長者の吾妻左衛門是好の屋敷に投宿したが、その夜具の立派さにそれを盗んで逃げようとした逃げようとする知道の前に馬が立ち塞がり、自分は左衛門の伯父の三輪庄司好光の生まれ変わりだと喋った好光は悪行で落ちぶれ、生前に受け...
行田春日部

毛長神社(埼玉県草加市)

けながじんじゃ御神体は女性の長い毛髪であったが、不浄のものであるとして流し捨てたとされる御神体の髪の毛は素戔嗚尊の妹姫のものであるともされる御神体の髪の毛は近くに住んでいた長者の娘のもので、長さは33尋(約6m)あるとされる娘は川向こうの家...
西毛

常行院 観音堂(群馬県高崎市)

じょうぎょういん かんのんどう通称・袂観音信州伊那の長者の娘が、尼僧になろうと決めて17才の折に家出した両親がこの地で追いつき、引き戻そうとすると娘の着物(衣類)の片袖がちぎれた袂は宙を舞って寺に入り、娘の姿も消えたため、両親は諦めて帰郷し...
西毛

落合の道祖神(群馬県高崎市)

おちあいのどうそじん村の大尽(長者)の息子・大助は何度も嫁をもらうが逃げられ、7人目のおせんと初めて相和して夫婦となったしかし大助とおせんは実の兄妹であることが分かり、2人は村から去ってしまった(近親相姦)二度と同じ過ちを繰り返さないため、...
西毛

佐野橋(群馬県高崎市)

さのばし朝日長者の娘・お並と夕日長者の息子・小治郎が恋仲となって、佐野の舟橋で逢瀬を重ねた両長者は仲が悪いため、2人が逢うことを禁じたが、お並が夜の舟橋へ行って誤って川に落ちて死んだ(悲恋伝説)その光景を見た小治郎も川に飛び込んで死に、その...
北毛

大宮巌鼓神社(群馬県東吾妻町)

おおみやいわつつみじんじゃ日本武尊が東征の帰途、長者高豊の館に滞在して娘の上野姫を寵愛した尊は出立時に「吾妻や 妹背と契る 言の葉も これぞ別れの 形見なるらん」と和歌を詠み、姫は吾妻姫と呼ばれた吾妻姫は尊の子である大若宮彦を生み、大若宮彦...