出雲松江城(島根県松江市) まつえじょう城を建てる折に人柱を選ぶために盆踊りを開き、器量良く踊りの上手い娘を捕らえて櫓の下に埋めた城下で盆踊りを催すと城が鳴動したため(音の怪)、厳禁となった(禁忌)松平直政(大名)が入城した際、天守閣の最上階で美女(怪人)と遭遇し、「... 2025.09.03出雲
鹿児島霧島日当山侏儒どん(鹿児島県霧島市) ひなたやましゅじゅどん薩摩藩日当山郷の地頭であった徳田太兵衛(名士)の愛称身長が1m足らずの人(不具者)であったが、頓智話の主人公として親しまれ、石像が建つ『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.55鹿児島県霧島市 隼人町東郷 2025.08.26鹿児島霧島
大隅道隆寺跡(鹿児島県肝付町) どうりゅうじあとかつて寺にあった池に大蛇が棲み、村人を困らせていた農夫に化けて寺にやって来たのを見咎めた和尚によって額に「千」の字を書かれた(化け物封印)その後大蛇は川で死んでいるのが見つかり、棲んでいた池は田に変わった怒った和尚が大蛇に遠... 2025.08.24大隅
奥能登琴江院(石川県珠洲市) きんこういん引砂の三右衛門(さんにょもん)という男(名士)が、頓智を使って京都で手に入れた鏧子(鉢の形をした鳴り物:仏具)を寄贈した(頓智話)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.127石川県珠洲市 三崎町粟津 2025.06.22奥能登
備後一万橋(広島県三原市) いちまんばし橋の上で蛍合戦が繰り広げられた河童の入れ知恵で、平家方は団扇で、源氏方は水鉄砲でお互いの火を消そうとしたが、引き分けた(頓智話)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.74広島県三原市 大和町和木 2025.05.25備後
西三河龍海院(愛知県岡崎市) りゅうかいいん徳川家康の祖父・清康(戦国大名)が「是」の字を握る夢を見た(夢告)龍海院の住職に尋ねると、それは「日下人」という意味で3代後に天下人となる知らせと答えた(頓智話)故事から是之字寺の別名がある『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書... 2025.05.12西三河
尾張聾石(愛知県尾張旭市) つんぼいし名古屋城築城の時、ある大名が石垣にする石材をこの地に落とした大名はそれを拾わず、村人に誰が落としたか役人に告げることを固く口止めした検分に来た役人が尋ねても、村人は耳が聞こえないふりをしてやり過ごしたため、この名が付いた(頓智話)... 2025.05.09尾張