風呂

生駒葛城

洞泉寺 垢かき地蔵(奈良県大和郡山市)

どうせんじ あかかきじぞう郡山城主・豊臣秀長(戦国武将)と洞泉寺住職が同じ夢を見て(夢告)、沓脱ぎ石になっていた地蔵を掘り起こしたこの地蔵は光明皇后ゆかりのもので、風呂の湯をこの地蔵に掛け流して浴槽に溜めていたとされた地蔵堂のそばには、湯を...
奈良宇陀

法華寺 浴室(奈良県奈良市)

ほっけじ よくしつ光明皇后がこの地に寺院を建てて総国分尼寺とし、浴室を造って困窮者千人の入浴を発願した(慈善事業)最後の一人が癩病者で、皇后に身体の膿を口で吸い出してくれるよう頼んだ皇后が口を近づけると病者は阿閦仏と変じてため、法華寺に祀っ...
備北芸北

千日風呂伝説地(広島県安芸高田市)

せんにちぶろでんせつち光明皇后はこの地に浴場(風呂)を建て、1000日間病身の者の世話をおこなった満願前日に全身膿に爛れた病者が来たが、皇后は口で膿を吸い出して世話をした翌日病者が死ぬとその身体は金塊(宝物)になったため、それを使って7つの...
洛外

八瀬のかま風呂(京都市左京区)

やせのかまぶろかまの中で青松葉を焚いて土を熱し、塩水をうったむしろを敷いてそこに横になる、風呂の一種大海人皇子(天武天皇)が壬申の乱の時にこの地で受けた矢傷を治すのに考え出された『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.76京都市左京区 ...