最上

田中神社 大天馬様(山形県鮭川村)

たなかじんじゃ だいてんばさま大天馬様は、頭が龍、身体が馬、鷲の羽の生えた神(霊獣)であるとされる神使は蛙(ビッキ)であり、祭礼の日には必ず雨が降るとされる『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.88山形県鮭川村 京塚
最上

竜馬山(山形県金山町)

りゅうばさん山の中に大穴があり、そこに上半身が白龍、下半身が馬という竜馬(龍)が住んでおり、60年に一度姿を現すとされた1846年に新庄藩主(戸沢正実:大名)が鉄砲300丁で撃ち掛けたため、それ以降竜馬は現れなくなった『日本の伝説4 出羽の...
村山

ジャガラモガラ(山形県天童市)

じゃがらもがら雨呼山の中腹にある、冷気を噴き出す風穴60になった老人を、この窪地に捨てていた(姨捨伝説)泣き叫ぶ声を消すために鳴り物を鳴らしたことから名前が付いた(地名の由来)かつてここは水があって龍が棲んでいたが、女人に変身して僧を頼って...
置賜

白竜湖(山形県南陽市)

はくりゅうこ置賜地方が旱魃の折、旅の僧が三日三晩経文を唱え続けると雨が降り出し、湖から白龍が巻物を咥えて昇天した赤湯温泉の遊女が男に裏切られて、湖に身投げをして白龍となって昇天した(変身譚)若い僧侶に懸想した娘が、思いが叶わないために湖に身...
東信

松原湖(長野県小海町)

まつばらこ源頼朝の病気を治すため、畠山重忠は龍の生き肝を手に入れるために松原湖に来たそこに母親が現れ、自分が龍となるので、殺して肝を献ずるよう言った(肉親の犠牲)重忠はやむなく母の龍を殺して肝を取ったが、その供養のために塔を建立した弁財天近...
洛中

神泉苑(京都市中京区)

しんせんえん空海と守敏が祈雨の法力の競争をした場所(雨乞い伝説)守敏が妨害したため、空海が祈祷しても雨が降らなかった空海はインドから善女龍王(龍)を召喚して山城国全域に雨を降らせた小野小町は和歌を詠んで、静御前は舞を舞って、それぞれ雨を降ら...