瀧上寺(奈良県下市町)

吉野

りゅうじょうじ

  • 寺の裏にある銚子淵にはガタロ(河童)が棲み着き、川で遊ぶ子供に悪戯をしていた
  • ある夜住職が便所に入ると、尻を撫でるものがあるので、引きずり出してみるとガタロであった
  • ガタロは命乞いをして傷薬(薬品)の製法を住職に教え、その後明治時代の頃まで寺で売っていた(人外の忠義)

『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.118

奈良県下市町 善城

タイトルとURLをコピーしました