奥能登恋路海岸(石川県能登町) こいじかいがん窮地を助けた助三郎と鍋乃が恋仲となり、鍋乃が篝火を焚いて弁天島で逢瀬を重ねた横恋慕した男が鍋乃を縛って篝火の位置を変えたため、助三郎が溺れ死に、それを知った鍋乃も身を投げた(悲恋伝説)2人の悲恋から恋路という地名が付けられ(地... 2025.06.21奥能登
奥能登善塚岩(石川県穴水町) ぜんづかいわ海中から多くの銭(貨幣)が湧きだし、海岸(浜海岸)で石となったとされる(化身した石)酒田の本間家(豪商)が千石船でこの地に運んできた銭が石となったとも別名は銭塚『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.111石川県穴水... 2025.06.20奥能登
能登南増穂浦(石川県志賀町) ますほがうらこの浜(浜海岸)に八幡神が上陸し、この地の住吉社の女神と契りを結んだこの浜に貝が多くあるのは、八幡神が一緒に連れてきたとされる(動物の俗信)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.91石川県志賀町 里本江 2025.06.19能登南
加賀長者屋敷跡(石川県加賀市) ちょうじゃやしきあとこの地には牛首長者が住んでおり、そこに龍の化身である娘が一緒に暮らすようになった長者の死後、娘は龍に戻ったが、その脇には3枚の鱗が生えていた屋敷は砂嵐で一夜のうちになくなり、海岸(浜海岸)にある奇岩怪石が屋敷跡とされる『... 2025.06.18加賀
備後地蔵鼻(広島県尾道市) じぞうはな別名・美可地蔵美可崎の砦を守る金山氏(戦国武将)が船を襲い、琴(楽器)の上手い娘を捕らえた金山氏は娘に言い寄ったが拒絶されたため、浜(浜海岸)で斬り殺した(子女受難)毎夜浜で女の泣き声と琴の音が聞こえるため(音の怪)、海岸にあった... 2025.05.26備後
備後磨崖和霊石地蔵(広島県三原市) まがいわれいしじぞう海岸(浜海岸)にある巨石に刻まれた磨崖仏の地蔵であり、満潮時にはその姿の大半が波間に沈む正安2年(1300年)に平散位朝臣茂盛(平氏)が願主となって造立された後に山家清兵衛を祭神とする和霊信仰の影響を受けて、この名となっ... 2025.05.26備後
広島廿日市御床浦(広島県廿日市市) みとこうら島に渡ってきた神が最初に祀られた地(浜海岸)で、厳島神社(一之宮)の末社・御床神社がある社を置いた岩(巨石)には亀裂があり、厳島神社の社紋(紋章)である“三つ亀甲”の模様の元となった『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.1... 2025.05.22広島廿日市
広島廿日市尼の州(広島県廿日市市) あまのす壇ノ浦の戦いで入水した二位の尼の遺体が流れ着いた有の浦を指す浜(浜海岸)には遺体が流れ着いたことを忌み嫌って周囲を掘った窪地があった有の浦には現在“二位殿燈籠”と刻まれた灯籠が立つ『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.12広... 2025.05.22広島廿日市
大分別府的ヶ浜(大分県別府市) まとがはま源為朝が弓の練習をするため、松の木を的にして矢を放っていた浜(浜海岸)近くに為朝の弓掛け松がある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.20大分県別府市 的ヶ浜町 2025.03.14大分別府
高松坂出▲神楽石(香川県坂出市) かぐらいし日本武尊が西へ赴く途中、櫃石島へ立ち寄り休息した浜(浜海岸)にある大きな石に腰掛けて休憩していると(腰掛け石)、島の住民が神楽を舞って歓待した『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.105香川県坂出市 櫃石 2025.03.11高松坂出