2025-01

南信

小袋石(長野県茅野市)

おふくろいし別名「舟つなぎ石」と呼ばれ、この位置まで諏訪湖の水がきていたと言われる(舟繋ぎ伝説)諏訪七石の1つ(磐座)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.95長野県茅野市 宮川
南信

日蓮の高座石(長野県富士見町)

にちれんのこうざいし日蓮がこの地を訪れた時、疫病が流行しており、岩の上に立って三日三晩説法と加持祈祷をして霊験を示した(名石)石のそばに挿した杖から蔦が芽吹き、石を蔽うようになった『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.94長野県富士見...
南信

白蛇道(長野県富士見町)

はくじゃみち?程久保川沿いに山神とを祀った祠があるある老人が白蛇を助けたところ、山葡萄などの採れる場所を教えてくれたという伝説が残る()『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.93長野県富士見町 花場
南信

九つ塚跡(長野県富士見町)

ここのつづかあと武田信玄と小笠原・諏訪・村上・木曽の連合軍との瀬沢合戦(戦国の戦い)があった将兵の遺体を9つの塚に分けて葬ったが(墓所)、現在は跡を示す供養塔がある『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.92長野県富士見町 横吹
中信

姫ヶ淵(長野県白馬村)

ひめがふち大出の吊り橋の上流側にある淵奴奈川姫(記紀神話の神)が建御名方神を産んで隠れた場所、諏訪へ向かう建御名方神と別れた場所とされる中土駅(小谷村)近くにも同様の淵があり、落城の際に姫が馬ごと入水したとの伝説もあり(落城伝説)、国に変事...
中信

源長寺 子持ち地蔵(長野県小谷村)

げんちょうじ こもちじぞう若い妊婦が亡くなったが、その後、毎夜飴を買いに来る女が現れた(飴買い幽霊)後をつけると墓場で消えたので、子持ち地蔵と石碑を建てて供養したところ、現れなくなったという『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.87長...
中信

子安神社 子持ち桜(長野県白馬村)

こやすじんじゃ こもちさくら子安神社境内にある桜の木この桜の葉を煎じて飲むと安産となるとされる(子授の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.86長野県白馬村 神城
中信

二僧塚(長野県白馬村)

にそうづか西行が立ち寄った寺院の、東庵と西庵のいずれの庵主も辞世の句(和歌)を書き付けて亡くなっていた感銘した西行がこの二僧侶を懇ろに葬った塚とされる南隣に「西行の腰掛け岩」と呼ばれる巨石がある(腰掛け石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川...
中信

機織淵(長野県大町市)

はたおりぶち木崎湖から流れる農具川を4~500m下ったところにある淵木曽義重によって落城した仁科城主の奥方が、機織道具を背負って入水したという(落城伝説)梅雨の時期に機を織る音が聞こえる(音の怪)周辺に生えている梭芦を刈ると必ず雨が降るとい...
中信

鼠石(長野県松川村)

ねずみいし石の中央に穴があり、有明山頂や善光寺に通じていると言われる(痕が残る石)穴の主は鼠で、必要な数の膳椀を貸していたが、不心得者が詫びを入れなかったため貸さなくなった(椀貸伝説)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.82長野県松...