2025-02

村山

立石寺 四寸道(山形県山形市)

りっしゃくじ よんすんみち山寺立石寺の参道にある両側から石がせり出し、道幅が4寸しかない悪人が通ると、石がさらにせり出して通れなくなると言われる(善悪の見分け)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.36山形県山形市 山寺
村山

立石寺(山形県山形市)

りっしゃくじ通称「山寺」慈覚大師円仁が、磐司磐三郎(伝承の男性・猟師)から借り受けた猟場に建立した(創建伝説)開山に関連して、円仁ゆかりのお手掛け石、休み石、笠投げ石などの奇岩怪石がある古くから「死霊の登り行く山」と言われ、霊場として有名『...
村山

慈覚大師の休石(山形県山形市)

じかくだいしのやすみいし二口峠を越えて出羽に来た慈覚大師(円仁)が、腰掛けて休んだ石(腰掛け石)休石という地名の由来となった『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.36山形県山形市 下東山
村山

住吉神社(山形県山形市)

すみよしじんじゃ炭焼き藤太(長者)の住んでいた里にあり、夫婦の霊を祀る(炭焼き長者)奥宮には、豊丸姫(藤太の妻)と共に、子供の金売り吉次兄弟も祀られている神社の近くには、藤太が金の選別をおこなった黄金池の跡がある『日本の伝説4 出羽の伝説』...
村山

鴻ノ池(山形県山形市)

こうのいけ炭焼き藤太(長者)が、妻から預かった黄金を鳥を捕るため投げ放った池とされる(炭焼き長者)この池は黄金(宝物)が沈んでいるため、水が涸れないとされる『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.35山形県山形市 六日町
村山

恥川(山形県山形市)

はずかしがわ千歳山で亡くなった藤原実方の娘・中将姫が、父恋しさにこの地を訪ねた川(河川)を渡る時、水面に映った自分の姿に驚き、和歌を一首詠んだ旅の疲れでやつれた姿を恥じた歌から、川の名を恥(はずかし)川とした(地名の由来)『日本の伝説4 出...
白石角田

笹谷峠(宮城県川崎町/山形県山形市)

ささやとうげ山形県と宮城県の県境の峠千歳山の松の木を名取川へ運ぶ際、阿古耶姫(伝承の女性)が名取太郎(松の精霊)に慰めの言葉をささやき続けた“ささやき峠”から笹谷峠と転訛した(地名の由来) 有耶無耶の関所があったとされる『日本の伝説4 出羽...
村山

笹谷峠(山形県山形市/宮城県川崎町)

ささやとうげ山形県と宮城県の県境の峠千歳山の松の木を名取川へ運ぶ際、阿古耶姫(伝承の女性)が名取太郎(松の精霊)に慰めの言葉をささやき続けた“ささやき峠”から笹谷峠と転訛した(地名の由来)有耶無耶の関所があったとされる『日本の伝説4 出羽の...
村山

阿古耶の松(山形県山形市)

あこやのまつ藤原豊充(藤原氏)の娘・阿古耶姫(伝承の女性)が名取太郎という若者と恋仲となったが、名取は実は千歳山の松の精霊であった(異類婚姻譚)名取川の橋にするため千歳山の松の木は伐り倒されたが、いくら曳いても動かず、阿古耶姫が綱を取って動...
村山

専称寺 夜泣き力士像(山形県山形市)

せんしょうじ よなきりきしぞう専称寺の本堂の屋根を支える四隅の束柱にある、左甚五郎作の4体の彫像夜になると本堂から抜け出して、相撲を取って遊んでいた(動く絵や像)足を釘付けされてしまい、遊びに出られなくなったため、夜ごと泣いたという(泣く物...