2025-06

能登南

機具岩(石川県志賀町)

はたごいわ能登比咩神社の祭神が 賊に襲われた時、海に機織道具を投げ込んだところ石と化した(化身した石)女岩と男岩からなる夫婦岩でもある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.89石川県志賀町 富来生神
能登南

▲穴神様(石川県志賀町)

あながみさま生神社のそばの高台にある小さな洞穴源義経の愛妾の墓とされる八百比丘尼が一夜の宿としたとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.89石川県志賀町 富来生神
能登南

碁盤島(石川県志賀町)

ごばんじま島の上部に小池があり、中に碁盤状の石(奇岩怪石)がある源義経と弁慶がここで碁(娯楽)を打った『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.89石川県志賀町 福浦港
能登南

生神社 お産の井戸(石川県志賀町)

うるかみしゃ おさんのいどこの地で源義経の愛妾が難産した時、末代まで産婦(妊婦)を守ると請願した井戸の水を飲み、この水を浸した石を懐中にすると安産となる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.89石川県志賀町 富来生神
能登南

腰巻地蔵(石川県志賀町)

こしまきじぞう海で沈没した船で亡くなった者の遺族が建立した地蔵船乗りとの別れを嘆いた遊女が、願掛けに腰巻(肌着)を掛けたところ、海が荒れて再会出来た(特有の願掛け)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.88石川県志賀町 福浦港
能登南

晒井神社(石川県志賀町)

さらしいじんじゃ水に難儀している住民を憐れんだ空海が、杖を突いて水を出した差し出された布で空海が手を拭くと、布(織布)が白くなったこの湧水で布を晒して出来るようになったのが、名産の志賀晒しとされる(起源伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝...
能登南

奈豆美比咩神社(石川県志賀町)

なずみひめじんじゃ祭神は豊玉姫命で、3人の姫を連れてこの地に上陸、土賊を平らげたかつてこの地に大蜘蛛が毎年人身御供を要求したが、旅の侍(武人)の計略で酔わせて退治した(化け物退治)人身御供に使っていたとされる桶(桶樽)の蓋が残る『日本の伝説...
福井

龍沢寺 小便仏(福井県あわら市)

りゅうたくじ しょうべんぶつ?能登を回っていた梅山禅師(名僧)は、子供が小便で土をこねて造った仏像を貰い受けた(糞尿譚)その夜盗賊の家に泊まった禅師は斬りつけられたが、仏像が身代わりとなって斬られた(身代わりの神仏)『日本の伝説12 加賀・...
能登南

宗泉寺 ミズシの墓(石川県志賀町)

そうせんじ みずしのはか淵端家に捕らえられたミズシ()は傷薬(薬品)の製法を教えた宗泉寺の境内にある五輪塔が、淵端家の者が建てたミズシの墓とされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.85日本伝承大鑑:石川県志賀町 堀松
能登南

淵端家のタブノキ(石川県志賀町)

ふちはたけのたぶのき馬を引き込もうとしたミズシ(河童)を捕らえて、家の前のタブの木に縛りつけた詫びた河童は、万病に効く練り薬(薬品)の秘法を教えて退散、その後もタブに魚などを掛け置いた(動物報恩譚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川...