さいたま川口鴻神社(埼玉県鴻巣市) こうじんじゃこの地にはかつて“樹の神”(木本)と呼ばれる大木があり、供物を忘れると祟りをなしていたこの大木に鸛が巣を作って雛を育ているところへ蛇が襲いかかったが、逆に頭をつつかれ殺されたこれ以来“樹の神”が祟りをなすことはなくなり、鸛にちな... 2025.10.20さいたま川口
さいたま川口厳島神社(埼玉県北本市高尾) いつくしまじんじゃ高尾氷川神社の境内社で、かつてこの場所には御神木の杉の木が立っていた万治3年(1660年)、この御神木に龍燈(怪光)が出現して昇天したその後元禄14年(1701年)に大風で御神木が倒れ、その跡を掘り下げて池を造って中島に社... 2025.10.20さいたま川口
さいたま川口遍照寺 蝦堂(埼玉県北本市) へんじょうじ えびどう遍照寺にある地蔵は沼で村人がエビ(甲殻類)捕りをしている網に引っ掛かって拾い上げられたこのため地蔵を祀る堂を“エビ堂”と呼び慣わす(名称の由来)『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.47埼玉県北本市 中丸 2025.10.20さいたま川口
さいたま川口泉福寺(埼玉県桶川市) せんぷくじ承平の頃(931~938年)、大洪水(水害)で本堂と本尊(仏像)が流失してしまったこの本尊は下流で3名の漁夫によって拾われ、浅草寺の本尊となったとされる(創建伝説)泉福寺の本尊は江戸時代に新造され、江戸から船で一夜で遡上して到着し... 2025.10.20さいたま川口
さいたま川口明星院 明星の井戸(埼玉県桶川市) みょうじょういん みょうじょうのいど夜明け頃に星が飛び、空に紫雲がたなびき、そこに天女(天人)が現れて指先から一条の光を地上に放った人々が怪光を追うと明星院の井戸に辿り着き、そこでは天女と遭遇した住職が誦経をしていたそこで人々が空を仰ぐと明... 2025.10.20さいたま川口
さいたま川口大雲寺 女郎買い地蔵(埼玉県桶川市) だいうんじ じょろうかいじぞう大雲寺の地蔵は夜な夜な寺を抜け出して、宿場の女郎(遊女)買いをしていた(遊ぶ神仏)住職にその悪さがばれると、背中に鉄の輪を打ち込まれ鎖で繋がれてしまい、出歩けなくなった(動く絵や像)『日本の伝説18 埼玉の伝説... 2025.10.20さいたま川口
さいたま川口馬蹄寺(埼玉県上尾市) ばていじ知道という旅の僧侶が長者の吾妻左衛門是好の屋敷に投宿したが、その夜具の立派さにそれを盗んで逃げようとした逃げようとする知道の前に馬が立ち塞がり、自分は左衛門の伯父の三輪庄司好光の生まれ変わりだと喋った好光は悪行で落ちぶれ、生前に受け... 2025.10.20さいたま川口
さいたま川口氷川鍬神社(埼玉県上尾市) ひかわくわじんじゃ寛永8年(1631年)の大晦日、土地の子供と共に3人の少年が櫃を乗せた車を引いたが、宿場はずれで突然動かなくなった大人が櫃の中を確かめると、金の御幣と稲穂、2丁の小鍬(農具)があり、それを御神体として祀った(創建伝説)『日... 2025.10.20さいたま川口
行田春日部満蔵寺 梅若塚(埼玉県春日部市) まんぞうじ うめわかづか吉田少将惟房の一子・梅若丸は比叡山で稚児を務めていたが、山を下りた際に人攫いに遭った(子女受難)人買いに売り飛ばされ東国へ連れて行かれる途中で重病となり、隅田川に打ち棄てられ亡くなった我が子を捜し求めた生母は偶然塚の... 2025.10.20行田春日部
行田春日部小淵山観音院(埼玉県春日部市) こぶちざんかんのんいん小渕村の者が観音菩薩の夢告を受け、利根川河畔の葦原から拾い上げた仏像を本尊とする(創建伝説)“いぼ取り観音”の別名があり、いぼ・瘤・痣を取るとのご利益がある『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.41埼玉県春日部... 2025.10.20行田春日部