はじうすいのひ
- 隣村同士の男女が恋仲となって、村境の坂で逢瀬を重ねていた
- ある時、男が来るのが遅いので、女が男の村へ行って様子を見ると、男が同じ村の娘と遊んでいた
- 裏切られたと思った女は村境に戻って自害したが(嫉妬猜疑)、そこに遅れて男が到着した
- 隣村の女と懇ろになったことを隠すために娘達と遊んでいた男は、女の後を追って自害した(悲恋伝説)
- 2人の死に同情した村人は木の枝を折ったもの(枝葉)で遺体を隠したが、その後人魂が出たという
『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.84
沖縄県名護市 源河