くせんぶやま
- 天暦5年(951年)この地方の飢饉を憂えた隆信沙門(僧侶)が山頂で49日間の法華経一万部読誦の発願をした
- 残り7日となった時に白蛇が現れ、さらに傍らに美女(怪人)が現れて誘惑してきた
- 心を奪われた沙門は女を抱き、満願の日に骸となって村人に発見された
- 法華経は九千部まで読まれており、ここから山の名が付けられた(地名の由来)
- 山頂から少し外れた風穴に法華経(経典)が埋められ、山頂に沙門の供養塔が建つ
『日本の伝説38 佐賀の伝説』(角川書店)p.16
佐賀県鳥栖市 河内町

『日本の伝説38 佐賀の伝説』(角川書店)p.16
佐賀県鳥栖市 河内町