かいぜんこうじ むなぎ
- 武田信玄が造営時に棟木(柱)に適した巨木を求め、高畑村にある柳の木を選び伐ることとなった
- 隣村の娘のところに毎夜通っていた男があったが(異類婚姻譚)今夜限りで会えなくなると告げた
- 男は柳の巨木の精霊であり、明日伐られて甲府へ運ばれるが、その時に音頭を取るように頼んだ
- 翌日伐られた木は動く気配がなかったが、娘が音頭を取ると簡単に運ぶことが出来た(創建伝説)
『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.38
山梨県甲府市 善光寺

『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.38
山梨県甲府市 善光寺