北薩出水の大楠(鹿児島県出水市) いずみのおおくす交易のために出水を訪れた鴨雅彦(商人)は、土地の娘・幸媛と恋仲となった土地を治める役人の稲置は幸媛に横恋慕し、雅彦を大隅に追放した(悲恋伝説)幸媛は楠の種を様彦に与え、それぞれの土地で種を蒔き木の成長を見ることで互いを思い合... 2025.08.27北薩
北薩俊寛僧都碑(鹿児島県出水市) しゅんかんそうずひ鬼界島を脱出した俊寛は船中で病となり、出水にあった山内寺で隠棲中に亡くなった埋葬地が土塚となっていたが、延宝5年(1677年)の五百回忌に合わせて建立された石碑が立つ『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.86鹿児... 2025.08.27北薩
北薩僧都川(鹿児島県阿久根市) そうずがわ鬼界島から脱出した俊寛がこの地に隠れ住み、弱った身体の療養に努めた回復後に世話になった村人のために水脈を探り井戸を造り、今も湧水として残る『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.82鹿児島県阿久根市 脇本 2025.08.27北薩
北薩岩船(鹿児島県阿久根市) いわふね阿久根七不思議の一つ丹後の城主(田上隠岐守)が戦に敗れ、船で薩摩まで逃げてきた(落城伝説)この地で暴風に遭って帆柱が折れ、河口付近に座礁してそのまま石化した(化身した石)現在は砂に覆われ見ることが出来ない別説では、石樟船で漂着したの... 2025.08.27北薩
北薩とっぽどんの墓(鹿児島県阿久根市) とっぽどんのはかポルトガル人船長(船乗り)のアッホンソ・ヴァス(西洋人)の墓所集落の未亡人と懇ろとなったが、未亡人宅にいたところを海賊に急襲され殺害された『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.81鹿児島県阿久根市 赤瀬川 2025.08.27北薩
北薩波留南方神社 鬼神面(鹿児島県阿久根市) はるみなかたじんじゃ きじんめん宝暦年間(1751~1764年)の頃、腕の立つ大工が作った鬼の面が、その出来映え故にひとりでに神社に納まっていた(動く絵や像)8年ごとにおこなわれる神社の祭礼である鬼神舞(きしんめ)に使用されるこの舞の最高潮... 2025.08.27北薩
北薩隔丘の塩田(鹿児島県阿久根市) おかごしのえんでん阿久根七不思議の一つ海から離れた土地だが塩(食品食材)が採れ、明治末まで塩田が広がっていた旅の僧あるいは空海が製塩方法を伝授したとされる現在は住宅地となっており、塩釜神社だけが名残として残る『日本の伝説11 鹿児島の伝説』... 2025.08.27北薩
北薩岩どんの岩(鹿児島県薩摩川内市) いわどんのいわ“岩どん”は山に棲む巨人で、特に悪いこともせず、村人に米を買うよう頼むなどして暮らしていたこの巨人が米を受け取る場所とした岩で、ここに腰掛けていたという(腰掛け石)道路を造るために何度も谷底に落としたが、翌日には元に戻っている... 2025.08.27北薩
北薩藤川天神 臥龍梅(鹿児島県薩摩川内市) ふじかわてんじん がりゅうばい大宰府に左遷となった菅原道真は、病死を装って藤原氏の手から逃れ、この地で余生を送った(生存説)道真お手植えとされる梅の木は、老木になると枝が傾いて地面に這うように広がるため臥龍梅と呼ばれる一説では、道真が食べた... 2025.08.27北薩
北薩飯盛山(鹿児島県薩摩川内市) いいもりやま八重山(薩摩川内市・鹿児島市境の山)の天狗が、藺牟田の山の頂を削って造ったのが飯盛山となったそれを見た愛宕山(藺牟田池の西にある山)の天狗が、山頂の削れた藺牟田の山を移動させた藺牟田の山がなくなった穴が藺牟田池となり、移動した山... 2025.08.27北薩