下越雨乞い地蔵(新潟県新潟市秋葉区) あまごいじぞう堀に地蔵をつけておくと、数日で雨が降る(祈雨)雨乞いを面倒がった男が鉈で地蔵の鼻を斬ったところ、自分の鼻が落ちた(罰を与える)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.99新潟県新潟市秋葉区 飯柳 2025.04.22下越
下越山熊田観音(新潟県村上市) やまくまたかんのん熊山田地区にある浅間神社の別称平家の落人がこの地に隠れ住み、戦国時代まで周囲に知られず暮らしていた箸(椀)が上流から流れてきたため、上杉家臣で府屋城主の大川三郎(戦国武将)はただちに兵を率いて攻め入った集落の長老・相俣弥一... 2025.04.08下越
下越一ノ宮河内神社(新潟県村上市) いちのみやかわうちじんじゃ後白河天皇の第三皇子(=以仁王)とされる雲上佐一郎公(伝承の男性)を祭神とする(後鳥羽上皇の第三皇子とも)越後に下向した雲上公は、この地で家臣(あるいは土地の者)に計略を以て便所で殺された雲上公の娘は父親が殺された... 2025.04.08下越
下越石船神社(新潟県村上市) いわふねじんじゃある時、石の船に乗った人がやって来て一夜の宿を請うたところ、お産で忙しい漁夫が1軒だけ応じた翌日良い天気にもかかわらずその人は不漁を予言し、荒れた別の日は大漁を予言して当てたので、崇められた(創建伝説)天磐船に乗った饒速日命... 2025.04.08下越
下越とら堤(新潟県村上市) とらつつみ農業用のため池として作られたとされる池庄屋の息子がとらという娘を嫁にもらったが、姑がさまざまな虐めを繰り返した(嫁姑)耐えかねたとらはついに池に身を投げたが、間もなく姑は気が触れて同じ池に飛び込んで死んだ(因果応報譚)『日本の伝説... 2025.04.08下越
下越大蔵神社(新潟県関川村) おおくらじんじゃ大里峠の大蛇から村を滅ぼそうとする秘密を聞いた琵琶法師・蔵の市は、命に替えて村人にそれを伝えた村人によって大蛇は退治されたが(化け物退治)、蔵の市は死んでしまった村人は琵琶(楽器)を御神体として蔵の市を祀り、また杖を挿したと... 2025.04.08下越
下越おりのの碑(新潟県関川村) おりののひ炭焼きの忠蔵は大蛇を退治し、切り分けて味噌漬けにしておいた妻のおりのはその味噌漬けを全て食べてしまい、大蛇と化してしまった(強欲の報い:変身譚)おりの大蛇は、その後大里峠の大蛇となって災いをなした『日本の伝説41 越後の伝説』(角... 2025.04.08下越
下越乙宝寺(新潟県胎内市) おっぽうじある僧が法華経を読んでいると、2匹の猿がそれを聞いており、やがて写経をせがむようになった(人外の悟り)僧は猿の持ってきた木の皮に経(経典)を書いてやったが、いつしか来なくなった時が経ち、国司に赴任した紀躬高夫妻が訪れ、自分たちは猿... 2025.04.08下越
下越鳥坂城跡(新潟県胎内市) とっさかじょうあと建仁元年(1201年)に起こった城氏(越後平氏)の乱(戦乱)の主戦場の1つとなった城京都で反乱を起こした城長茂の妹にあたる板額御前が弓を用いて抗戦し、勇名を馳せた『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.120新潟県胎... 2025.04.08下越
下越菅谷不動尊 菅谷寺(新潟県新発田市) すがたにふどうそん かんこくじ本尊の不動明王像はインドの毘首羯摩(仏師)の作とされ、最澄が中国より持ち帰ったものとされる落雷で本堂が火事となった時、タニシ(貝)が本尊に張り付き類焼を防いだ(神仏を守る)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書... 2025.04.08下越