地蔵

宇治長岡京

講田寺 笑地蔵(京都府八幡市)

こうでんじ わらいじぞう長柄橋の人柱となった父の巌氏(長者)を思い、喋らなくなった娘は父の菩提を弔うため出家して不言寺を建て、長柄橋の橋柱(用材)で地蔵を造ったあるいは離縁を免れた娘が、夫の死後に不言寺を建てたともその後不言寺が廃寺となり、...
輪島珠洲

三味線地蔵(石川県輪島市)

しゃみせんじぞう富山の薬売り(商人)が、ある瞽女の美声に惚れ込んで一夜を共にした翌朝顔を見て心変わりをした薬売りは、瞽女を川に突き落として殺した(悪事)罪を悔いた薬売りは総持寺で得度し、地蔵を安置して供養した『日本の伝説12 加賀・能登の伝...
輪島珠洲

総持寺祖院 味噌すり地蔵(石川県輪島市)

そうじじそいん みそすりじぞう一人の小僧が総持寺に修行に来て、毎日味噌(食品食材)をすり続けていたある時小僧の姿が見えなくなり、別の小僧が味噌をすっていた数日後小僧が善光寺参りから戻り、小僧が毎日拝んでいた地蔵が代わりとなって味噌をすってい...
七尾羽咋

腰巻地蔵(石川県志賀町)

こしまきじぞう海で沈没した船で亡くなった者の遺族が建立した地蔵馴染みの船乗りとの別れを嘆いた遊女が、願掛けに腰巻(肌着)を掛けたところ、海が荒れて再会出来た(特有の願掛け:悲恋伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.88石...
加賀小松

都もどり地蔵(石川県加賀市)

みやこもどりじぞう西行が北陸から都に戻る際、同行していた友人(または弟子)の西住(歌人)は山中(現:山中温泉西住町)の地に残ったその後西住は西行を懐かしみ、2人が別れた場所に地蔵を安置した『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p....
金沢

七窪神社 七窪地蔵(石川県かほく市)

ななくぼじんじゃ ななくぼじぞう七窪を通る街道は、人を化かす“おまん狐”がいて悪さをしたり、夜道で砂丘で道に迷う者が出たそのため、村人が道標として、また道中の無事を祈って地蔵を造った『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.32石...
金沢

伝燈寺 身代わり地蔵(石川県金沢市)

でんどうじ みがわりじぞう地蔵堂に泊まった開基の良運禅師(名僧)を盗賊が襲い、斬りつけた翌朝見ると地蔵の鼻が欠けているだけで(身代わりの神仏)、盗賊は改心して禅師の弟子となり、2代目住職となった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店...
福山尾道三原

ゆるぎ地蔵(広島県福山市)

ゆるぎじぞうある侍が地蔵の前で妊婦を辻斬りしたところ、赤子が産まれた侍が立ち去る間際、地蔵が揺らぎながら「わしは言わんが、われ言うな」と言った(喋る物)その後、侍が人を斬った話をしたところ、その時の赤子だった若者に話を聞かれて仇討ちされた(...
福山尾道三原

地蔵鼻(広島県尾道市)

じぞうはな別名・美可地蔵因島の美可崎の砦を守る金山氏(戦国武将)が船を襲い、琴(楽器)の上手い娘を捕らえた金山氏は娘に言い寄ったが拒絶されたため、浜(浜海岸)で斬り殺した(子女受難)毎夜浜で女の泣き声と琴の音が聞こえるため(音の怪)、海岸に...
福山尾道三原

磨崖和霊石地蔵(広島県三原市)

まがいわれいしじぞう佐木島の海岸(浜海岸)にある巨石に刻まれた磨崖仏の地蔵であり、満潮時にはその姿の大半が波間に沈む正安2年(1300年)に平散位朝臣茂盛(平氏)が願主となって造立された後に山家清兵衛を祭神とする和霊信仰の影響を受けて、この...