化け物

唐津伊万里

淀姫神社(佐賀県伊万里市大川町大川野)

よどひめじんじゃ眉山の洞窟に“獅鬼(ししおに)”という、牛のような化け物が棲み着き、近隣を荒らしていた日在城主(地方豪族)が眉山に攻め込んで獅鬼を追い詰めて退治した(化け物退治)討ち取った獅鬼の首は、氏神の淀姫神社の二の鳥居あたりに埋められ...
吉野十津川

果無山脈(奈良県十津川村)

はてなしさんみゃく熊野参りの一街道となっている山地で、一つ目一本足の一本だたらという化け物が出没した一本だたらは果ての二十日だけ人に危害を加えるとされ、その日だけは人通りがなくなったのが地名の由来とされる『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川...
奈良宇陀

八王子神社(奈良県山添村)

はちおうじじんじゃ夕方になると長い石段にシングリマクリという化け物が出現する悪さをする子供を捕まえて竹の魚籠(シングリ)に閉じ込めて階段から転がすとされた(教訓譚:罰を与える)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.75奈良県山添村 ...
奈良宇陀

藤助地蔵(奈良県奈良市)

とうすけじぞう藤助という猟師が鳥屋で獲物を待っていた時、見えない化け物に襲われて人事不省となった火縄の火が鳥屋に燃え広がり(火事)、藤助は黒仏となったので、村人は地蔵を建てて祀った『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.71奈良県奈良...
甲府韮崎北杜

獅子淵(山梨県北杜市)

ししぶち塩川を見下ろす位置にあった江草城(獅子吼城)が落ちた時、山に棲む獅子(化け物)が走り下りて塩川の淵に飛び込んで石と化した(化身した石:落城伝説)集落では獅子舞や獅子の玩具も禁じられ、破るとと暴風雨になる(禁忌)『日本の伝説10 甲州...
七尾羽咋

気多大社(石川県羽咋市)

けたたいしゃ能登国一之宮で、縁結びの御利益で有名祭神の大己貴命(大国主命)が能登の荒ぶる神を平らげた故事にちなむ平国祭が行われる(祭礼)背後にある叢林は“入らずの森”と言われる禁足地で、森が音を立てると海鳴り小坊主(化け物)の仕業とされる『...
岡崎豊田刈谷

安勝院(愛知県豊田市)

あんしょういん別名は岩屋観音境内に巨石が重なりあうようにしてあり、その岩窟に観音堂が安置されているかつてこの洞穴に鬼が棲み、村に出て悪事を働いた聖徳太子が聖観音像を、行基が十一面観音像を授けたところ、鬼が出てこなくなった(化け物封印)生まれ...
佐倉成田銚子

岩屋古墳(千葉県栄町)

いわやこふん隠れ座頭という妖怪(化け物)が棲み着いており、膳や椀を必要なだけ貸していたある時村の者がそれを返さなかったので、それ以来いくら頼んでも貸さなくなった(椀貸伝説)返さなかった膳椀一式(食器)が龍角寺にある『日本の伝説6 房総の伝説...
上越糸魚川

猫又稲荷(新潟県上越市)

ねこまたいなり正式名・土橋稲荷神社重倉山に怪獣が棲み着いたため、郡代(代官)が退治に行ったが、鉄砲も撥ね返すほどの身体であった中ノ俣の吉十郎という若者が単身で怪物を退治したが(化け物退治)、吉十郎も死んでしまった怪物の正体は化け猫であり(化...
大分別府

猫ヶ岩山(大分県別府市)

ねこがいわやま交通の要衝にあった山だが、旅人を襲う化け物が現れて被害が大きくなった源為朝が怪物を退治したが、その正体は猫で、退治された後に山の頂上で岩となった(化け物退治:化身した石)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.29大分県...