名士

鹿児島霧島

日当山侏儒どん(鹿児島県霧島市)

ひなたやましゅじゅどん薩摩藩日当山郷の地頭であった徳田太兵衛(1584~1634年:名士)の愛称身長が1m足らずの人(不具者)であったが、頓智話の主人公として親しまれ、石像が建つ『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.55鹿児島県霧...
大月都留吉田

稚児落とし(山梨県大月市)

ちごおとし岩殿山城落城の折に城主一族の妻子が逃れ、“呼ばわり谷”というところまでたどり着いた(落城伝説)ここでようやく主従で言葉を交わすと、声が反響して抱いていた赤子が泣き出した追っ手を怖れた家臣がその赤子を断崖より落としたことから名が付い...
佐渡

武右衛門地蔵堂(新潟県佐渡市)

ぶえもんじぞうどう別名・流し場地蔵堂名主(名士)の榎武右衛門は、加茂湖の干拓を思い立ち、湖全てをなくして水田にしようと考えた(干拓地)ある夕暮れに美しい娘を送ってやろうと一緒に歩き、そのまま湖の上を渡って行ってしまった翌日湖で武右衛門の死体...
大阪

法明寺 雁塚(大阪府大阪市東成区)

ほうみょうじ かりつか弓の名手であった清原刑部丞正次という者(名士)が、ある冬に1羽の雁を射落としたが、なぜかその首がなかった翌年また1羽の雌の雁を射たが、その羽の下から干からびた雁の首が出てきたこの話を聞いた法明上人(名僧)が雁の夫婦の情...
輪島珠洲

琴江院(石川県珠洲市)

きんこういん引砂の三右衛門(さんにょもん)という男(名士)が、頓智を使って京都で手に入れた鏧子(けいす・鉢の形をした鳴り物:仏具)を寄贈した(頓智話)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.127石川県珠洲市 三崎町粟津
七尾羽咋

酒井惣左衛門の墓(石川県中能登町)

さかいそうざえもんのはか酒井惣左衛門(名士)は隣村との境界争い(訴訟)の際、我が村の土地の土なら食べられると主張し、実際に食い競べをして勝利した相手方の椀2杯に対して3杯を食べたが、それが元で亡くなったため丁重に葬られた(墓所)『日本の伝説...
七尾羽咋

義民道閑顕彰碑(石川県中能登町)

ぎみんどうかんけんしょうひ加賀藩の十村役(名士)だった園田道閑は、寛文5年(1666年)に検地に反対してこの地で磔となった(刑場)地元では義民として崇められ、カゲロウや蛍も道閑の亡魂とされた昭和42年(1967年)に刑場跡を公園化し、顕彰碑...
七尾羽咋

尾崎の宮(石川県宝達志水町)

おさきのみや加賀藩の十村役(名士)だった岡部家の女中のおさきが、主人の子供を誤って怪我させたため、自害した岡部家はおさきを子安観音の化身として祀った(創建伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.81石川県宝達志水町 荻谷
一宮小牧瀬戸

徳林寺(愛知県大口町)

とくりんじ通称・山姥寺本宮山で山姥と遭遇した福富新蔵(名士)は、矢を放ってそれを撃退した血の跡を追った新蔵は、旧知の小池与八郎の屋敷にたどり着いた山姥の正体は与八郎の妻であり、それ以来消息を絶ってしまった与八郎の息子は、消えた母親の供養のた...
岡崎豊田刈谷

大浜熊野大神社 菊女の碑(愛知県碧南市)

おおはまくまのおおじんじゃ きくじょのひ 享保3年(1718年)幕府の捕吏に村人多数が暴行を加えた責を負って(騒動)、加藤友右衛門(名士)は伊豆大島へ流罪となった妻の菊女(貞女)は熊野大神社でお百度を繰り返し、写経の一部と自筆の手紙を添えて...