子女受難

甲府韮崎北杜

諏訪神社 姥の宮(山梨県中央市)

すわじんじゃ うばのみや浅利与一(源平の武将)が遠目で鷺がいると思って矢を放ったが、それは田でタニシを採っていた老婆であった(事故)誤って殺した老婆を供養するため祠を建てて祀った(子女受難:創建伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店...
甲州笛吹

芍薬塚(山梨県笛吹市)

しゃくやくづか武田勝頼が岩殿山へ落ち延びる際、夫人が2才になる若君をこの地の渡部某の家に預けて去った(落城伝説:子女受難)翌年春に若君が亡くなると、若君が好んだ芍薬(草本)を墓のそばに建て塚の目印とした文化4年(1807年)に現在地に塚を建...
大月都留吉田

雛鶴神社(山梨県上野原市)

ひなづるじんじゃ鎌倉で暗殺された護良親王の首級を持って密かにこの地まで逃れてきた、愛妾(側室)の雛鶴姫(南の方:女官)を祀る峠越えで産気付いた姫は皇子を出産するが、母子共々亡くなり、埋葬された(子女受難)後に護良親王の第一皇子である睦良(興...
大月都留吉田

稚児落とし(山梨県大月市)

ちごおとし岩殿山城落城の折に城主一族の妻子が逃れ、“呼ばわり谷”というところまでたどり着いた(落城伝説)ここでようやく主従で言葉を交わすと、声が反響して抱いていた赤子が泣き出した追っ手を怖れた家臣がその赤子を断崖より落としたことから名が付い...
甲州笛吹

花魁淵(山梨県甲州市)

おいらんぶち甲斐武田氏(戦国大名)が開発した黒川金山(鉱山)を閉山するにあたり、秘密が漏れるのを怖れてそこで働く遊女を殺した淵の上に舞台を設けて遊女を踊らせ、頃合いを見て舞台もろとも淵に落とした(子女受難:地名の由来)近くを走る国道が閉鎖さ...
大月都留吉田

長作観音堂(山梨県小菅村)

ながさくかんのんどう孝安天皇の皇女(内親王)は武蔵国に赴任した夫の後を追ったが、身重のためこの地で難産の末に亡くなった(子女受難)後に皇女の慰霊のために聖徳太子の造った如意輪観音像を安置する堂宇が建てられた安産の御利益で有名である『日本の伝...
佐渡

安寿塚(新潟県佐渡市)

あんじゅづか父の冤罪が晴れ、安寿姫と厨子王丸は、母のいる佐渡へ渡ってその所在を探した先に安寿が母を見つけるが、母は盲目のため娘と気付かず、いつもの悪戯と思い杖で殴って殺してしまった(子女受難)我が子と分かった母は中の川の上流に墓所を築いたが...
八尾河内長野

久親恩寺 親乞薬師(大阪府枚方市)

くしんおんじ おやこいやくし楠木正儀の家臣・篠崎六左衛門(南北朝の武将)は、妻子を残して僧(樟葉道心)となって全国を行脚した8年後、郷里に立ち寄った道心は、妻の骨拾いをする2人の子と出会い、素性を隠して回向をおこなった(子女受難)その後、9...
八尾河内長野

胸切坂 胸切地蔵(大阪府河内長野市)

むなぎりざか むなぎりじぞう堺の長者の娘が紀州へ嫁ぐため、輿に乗ってこの坂に差し掛かった時、新郎の急死が伝えられた娘は決して実家へ戻らぬ決心であったため、この場で胸を懐剣で刺して自害した(子女受難)このためこの坂を胸切坂と呼ぶようになった(...
加賀小松

お夏のがん洞(石川県加賀市)

おなつのがんど加佐の岬にある海蝕洞穴病気の母親を抱えたお夏(孝子)は、生活を支えるために毎日100個のサザエを捕っていたある日サザエをあと1つ捕ろうとして、入ってはいけない洞穴に入って戻らなかった(禁を犯す:子女受難)『日本の伝説12 加賀...